登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
友情,
By
レビュー対象商品: 走れメロス (ポプラ社文庫―日本の名作文庫) (新書)
友情を描いた作品はいくつかあるけれども、これほど読みやすい作品は他になかったと思います。 友情とはこんなに美しい、裏切られても人を信じよう、と 思わせてくれる一冊。太宰治さんの「人間失格」はとにかく文体が 難しく内容も込み入っていて大人向けだと思うのですが、 この作品は子供から大人まで読める本だです。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「人間」を知る機会を与える。,
By
レビュー対象商品: 走れメロス (ポプラポケット文庫 (374-1)) (単行本)
小学校高学年、読書の味を覚え始めたころ、書店に並んだ子供向け文学全集の一巻にあった「ダザイ」という独特の響きをもつ作者の名に惹かれ、手に取って、書籍を吟味しようとした時の、母の困惑した顔が忘れられません。きっと母は太宰の自殺やそれに伴って生じた若い人々の後追い自殺などを思い起こしたのでしょう。わたしは当時知る由もありませんでしたが、結局、買うことなく書店をあとにいたしました。きっと、そこには「走れメロス」などが取り上げられていたはずです。「走れメロス」は、ギリシャの古典に基づく小説です。何千年も読み継がれてきたのは人間かくあるべき(あって欲しい)という願いに支えられてのことでしょう。様々な障害・困難にもめげず信を貫くという話しです。青臭い話しといえばたいへん青臭い話しではあるのですが、短いセンテンスで畳み掛ける太宰の文章のリズムに乗ってまいりますと(五十近い齢になっても)巻末自ずと涙が出てまいります。「なんだこれはいったい・・」という具合になります。 「人間」の弱さについて触れられてもいますが、「人間」は本来的に限界のある弱い存在です。小学生向けに厳選された太宰文学は、感動のうちに「人間」を知るよい機会を子どもたちに提供するものとなるように思います。
18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ニヒリズムに逃げない,
By
レビュー対象商品: 走れメロス (新潮文庫) (文庫)
表題作「走れメロス」は教科書で読んだと言う人も多いはず。当時は太宰治など気にかけなかった中学生も、大人になるにつれ、太宰といえば、「斜陽」「人間失格」が代表作であり、破滅的思考の持ち主で、数度の自殺未遂を繰り返し、最期もやはり自殺だった- と言う事を知っているだろう。 その太宰が、、あの中学生の時に読んだあんな健全な作品を残していると言う事実。 そこに多少の矛盾や疑問を感じたら是非再読する事を薦める。 これは「走れメロス」をはじめ、いわゆる太宰中期、荒んだ生活を改め、人間として再起を計った頃の作品を集めたものである。 これを読むと、太宰がいかにまともな人間なのかがよく解る。まともであるが故に社会との軋轢が生ずる。それをニヒリズムに逃げるのではなく、真向から克服しようとしている。時々負けそうになりながら、じめじめと泣きながら、、。 その姿は「富嶽百景」に克明にしるされている。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|