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赤毛のレドメイン家 (創元推理文庫 111-1)
 
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赤毛のレドメイン家 (創元推理文庫 111-1) [文庫]

イーデン・フィルポッツ , 宇野 利泰
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

一年以上の月日を費やしてイタリアのコモ湖畔におこる三重四重の奇怪なる殺人事件が犯人の脳髄に描かれた精密なる「犯罪設計図」にもとづいて、一分一厘の狂いもなく着実冷静に執行されてゆく。三段構えの逆転と、息もつかせぬ文章の味は、万華鏡の如くけんらんとして、緻密であり、サスペンスに富み、重厚無類のこくがある傑作中の傑作。


登録情報

  • 文庫: 436ページ
  • 出版社: 東京創元社 (1970/10)
  • ISBN-10: 4488111017
  • ISBN-13: 978-4488111014
  • 発売日: 1970/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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善悪の彼方に 2010/1/31
Amazonが確認した購入
推理小説史上もっとも美しい作品だろう。小手先だけの理屈を超えた情緒的緊張感を感じさせる世界観が凄まじい。また間違いなく,プロットも
従来のものから開拓され洗練されている逸品。

乱歩が絶賛するのも納得の出来で,トリック云々よりも寧ろミステリという枠組み内だからこそ表現できる人間像に感動したんだろう。。本書の
犯人はどこまでも美しく,それでいてどこまでも醜悪だ。その理屈じゃない純粋な姿こそ乱歩が憧憬の的としたものじゃないか。同時に青写真で
あったことは想像に難くない。
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 この作品は中学生の時に一度読み、何年か後にもう一度読み返したが両方とも楽しむことができた。しかしこの作品のどこが優れているのか、と問われるとすぐには答えを思いつけない。推理小説としてトリックや犯人の意外性があるわけではないのだが、面白い。たぶん推理小説がどうとかではなく、物語としてよくできているのだろう。ゆったりと、しかし舞台をあちこちに変えながらの波乱万丈のストーリーと犯人像の強烈さ(多少古い感じはあるが)は非常に印象に残る。これは推理小説だ、という先入観を排して読むのが一番楽しめる読み方かもしれない。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
本書は、江戸川乱歩が選んだ黄金時代の
ベスト・テンの第1位にランクされ、
推理小説ファンの間ではとても有名な作品です。

ロンドン警視庁の探偵、マーク・ブレンドンは
イギリスの片田舎、ダートムアを訪れて、
マス釣りを楽しんでいましたが、
そこで、レドメイン家の女性、
ジェニー・ペンディーンを見かけ、
恋に陥ってしまいます。
やがて彼女の夫、マイクル・ペンディーンが、
彼女の叔父、ロバート・レドメインと共に
連れ立って出かけたまま、
行方がわからなくなってしまいます。
状況から、マイクルはロバートに殺されたと目され、
ブレンドンが事件を任されます。
当初、簡単に解決するかと思われた事件ですが、
ロバートは見つからず、
また1人、レドメイン家の男性が姿を消してしまうのでした・・・。

江戸川乱歩が激賞したこの作品、
過大な期待を持って読んだ読者も多いはず。
しかし、本書の解説にも記されているとおり、
「推理小説を読み馴れた人」は
「いちはやく犯人を推測するかもしれない。」
意外な犯人の設定も、現代の私たちの目から見ると、
驚くには当たらないものとなっています。

それではどこが優れた作品なのかというと、
文学的な格調の高さでしょうか。
本書は1922年の刊行、
イーデン・フィルポッツが61歳の時の作品です。
それまで文学作品を執筆してきた著者が
老境に達して初めてものにした推理小説が本書なのです。

そうした目で見てみると、
人物描写や情景描写が
丹念に書き込まれているのが分かります。
乱歩にとって、
この文章の巧さが
とても魅力的に映ったのでないかと推測されるのです。

本書は、文学系の作者が推理小説を書くとこうなります、
という作品の典型として読んでみると面白いと思います。
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最近のカスタマーレビュー
古典探偵小説の最高峰。
犯人を割り出してゆくスタイルをとりながら、犯人が分かっていても面白いミステリ。むしろ作者は、犯人を隠そうとしていない。読者が作品の比較的早い段階で犯人を看破してい... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 液晶仮面
ロマンスを取り入れた歴史的作品という意義
乱歩が惚れ込み、自身が「緑衣の鬼」として翻案したことでも有名な作品。
歴史的な名作ということで、また乱歩の実に熱い紹介文にも引かれて読んだ。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: mutantmogura
凡作
推理小説の古典だから、トリックは後代の者に追い抜かれてしまう、というのは本当かねと思うくらい、簡単というか、誰だっておかしいと思うだろう。それをこの長さで真ん中過... 続きを読む
投稿日: 2009/8/14 投稿者: 小谷野敦
確かに面白い
トリックの奇抜さや犯人像の特異性を求めて読めば、現代の読者にとっては拍子抜けしてしまうかもしれません。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/18 投稿者: hoge2
「赤毛のレドメイン家」の評価は“古典的”であるべき
大家江戸川乱歩は、優れた海外探偵小説を自身の「1935年以後のベスト・テン」として評論... 続きを読む
投稿日: 2009/4/5 投稿者: 特別代議員
純文学コンプレックス?
下の一点の方とまさしく同感。
これのどこが名作なのかわからない。
情景描写には確かに他のミステリには味わいがあるが... 続きを読む
投稿日: 2007/10/29 投稿者: アマゾン
乱歩の激賞の割には
本作は日本に紹介された際、乱歩が激賞したため、その後古典ミステリの名作として日本では高い地位を保つ事になった。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/13 投稿者: 紫陽花
乱歩激賞の作品
ロンドン警視庁の探偵ブレンドンはダートムアでの休暇中に素晴らしい鳶色の髪の女性に心を奪われます。後日当地で起こった殺人事件の調査の依頼を受けた所、殺されたのは彼女... 続きを読む
投稿日: 2005/12/28 投稿者: ハニーベア
紛れもない大傑作。
非常に完成度の高い傑作である。
現在、溢れているサスペンスやスリラー等とは全く一線を画した品格のある作風である。... 続きを読む
投稿日: 2005/4/14 投稿者: treasure_ship
パイオニアを後発が抜く哀しさ。
推理小説界では超有名な作品。... 続きを読む
投稿日: 2003/1/6 投稿者: pfs7
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