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ギャグ漫画は時代に鋭く反応しながら、その時代その時代の
笑いをつくっていくものなのだから、今読むのはつらいかも
しれないなと思っていた。
今、この時代に「おそ松くん」や「もーれつア太郎」や
「天才バカボン」を読むのは、たとえば、ぼくらの世代が
小津安二郎を観るような、ある種の覚悟や忍耐や、そこまでいかないに
しても、ちょっと時代のフレームを意識して読む、くらいの作業は
いるんだろうなと。
正直いうと、赤塚さんが死んじゃう前に買っておこうと、
そのくらいのつもりだったわけである。
幸い、98年に復刻されたものが出ていた。
結論。私が間違っておりました。
ここ10年間、あんなに死ぬほど笑ったことはございませんでした。
死ぬほど笑いもせずに、よく死なずに生きていたな。ニャロメ。
と、怒られても、本官はポックンポックンと謝るのみであります。
ああ。生きていてよかった。
おれが、である。
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