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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
文章が本当にうまいんだなぁ,
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レビュー対象商品: 赤めだか (ハードカバー)
談志師匠が亡くなったので。立川流のいわゆる四天王の一人、談春。 立川流の中でも、世間で言われるところの正統派の落語をする談春師匠。 落語には立川流のクセがなく、万人に受け入れられるスタイルの落語家だと思う。 その談春師匠が、家元である談志に弟子入りして以降のあれやこれやを書き綴るエッセイ。 こう書くとただの談春思い出話か、と思ってしまうがそうではない。 彼はとにかく抜群に文章が上手い。 落語家のくせに、いや落語家だから、などと言う枕詞は全く必要がない。 誰が読んでもストンと腑に落ちる、絶妙な文章を書く。 その道の最高級のプロではあるが、文章を書かせても素晴らしい。 談春曰く、立川流は一家ではなく研究所。 研究所だからとびきり強い生命体も生まれるけど、その陰で驚くほどの犠牲も生まれる。 能力を優先するが上での平等と自由もあるが、残酷なまでの結果も出る。 そんな残酷な世界に飛び込んだ、今ではチケットもなかなか取れない談春の弟子時代からの話。 落語ファンならず楽しめる。 だって文章が上手いから。 本の終盤、特別編として「立川流後輩達に告ぐ」という章がある。 これはまぎれもなく、家元談志亡き後のことを真剣に後輩に諭している章。 そして、もう一つが小さんと談志の話。 談春が真打ちになる際の話だが、このエピソードは・・・ 落語ファンならずともある種の感慨を覚える話。 本人は結構ガラがよろしくないのだが、内容は絶品。 今晩、早速もう一度読み直すことにする。 そうそう、談春が談志に弟子入りしたきっかけの高座は芝浜だった。 この本に直接関係はありませんが、談志師匠、大好きでした。 立川流に幸あれ。
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
こんな本が読みたかった,
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レビュー対象商品: 赤めだか (ハードカバー)
「もし、立川流の噺家さんと飲みに行けたら聞きたいこと」ばっかりが書いてありました。 こんな話が聞きたかったんだよなぁ〜。 最終章は何回読んでも読み足りません。泣き足りません。 大声で「俺は立川流が好きだぁ〜〜!」と叫びたいです。
16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
落語に興味を持てる本,
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レビュー対象商品: 赤めだか (ハードカバー)
私は落語をほとんど見た事が無い。ましてや、名人のものなんて。それなのに、落語にこんなに情熱をかけている人たちがいる事を知り、非常に、知らなかった日本に触れたように思った。 この本を読んだきっかけは、「王様のブランチ」の本のコーナーで紹介されていたから。 「何か面白そうだな」それだけ。 が、結果的に言えばこの本は「当たり」だった。 サラリーマンでも事業家でもなく、TVで触れる事により、生活が想像の付くコメディアンや俳優とも違う、将棋や囲碁や各種のレーサー、スポーツマンのような、勝ち負けがはっきりしている「勝負師」とも異なる「芸」の世界。 「師匠が黒と言えば、白いものでも黒い」・・凄い言葉だ。理屈好きな現代の少年少女に聞かせてあげたい。 勢いに乗って、「談志が死んだ―立川流はだれが継ぐ」も読んでしまった。 (この本を読むと、談春が「赤めだか」で書いている自分より、ちょっと、要領良しの腹黒実力派に感じるのだが(笑)まあ、それも面白い) そのうち、誰かの独演会にも行くかもしれない。 落語に興味の無かった私に、ここまで思わせる、この本は凄い。 是非、落語を知らない人も読むべし!
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