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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
壁につけた拳の痕,
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レビュー対象商品: 赤の神紋 第8章 ―Blue Ray Arrow― (赤の神紋シリーズ) (コバルト文庫) (文庫)
君は、まるで凍土に佇立する古木だった愛し、ゆえに憎む「天才」榛原に完全な敗北を喫した連城の、渇ききった心に響く亡き恩師の声。敗北と、連城自身よりも彼の可能性を信じてくれた恩師の死とにより、連城は自分を見つめ直す。そして発見するアイデンティティー。この巻は連城と、視線恐怖症に追いつめられてしまうケイが互いに壁を乗り越えるまでの話になっている。人が一人で立つ。それは決して一人でなすことは出来ない。心情が丁寧に追われている点は読み応え充分。ただ展開としては、大きな進展がなく、次章への伏線という感も否めない。なので星四つとしたが、次章へ期待させるものとなっているのは確かだ。
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