最初のお話「赤の世界」が一番怖かったです。でも映画にしたら映像的にはすごく綺麗かもしれません・・・ちょっぴり731部隊の化学兵器実験のお話とか、瀬戸内海のうさぎの島の事とかを思い出しました。
2つ目の「朗読時間」は、誰も悪くないのに、戦争のせいでなんだか誰もが無理をして生きなくてはいけなくなって行っちゃうという切ないお話。でも、何もしらないで終わるのよりも、ちゃんと知って胸が痛くなる方がずっと良い。私はそう思いました。だからこれは私的にはハッピーエンドのお話。
3つめの「鳩の翼」が一番好きなお話でした。最後の方で軍人さんのコンラートさんにも「彼」の姿が見えて声が聞こえて、そこで「うわ。奇跡だよ。すごいよ。良かったねフルーク!」って涙がじわっと出てきました。童話みたいなキラキラしたお話。ナウシカをちょっと思い出しました。
4つ目は「掌の花」ヒロインのニーナの容姿がヘタリアという漫画のベラルーシちゃんに似ていて、どうも台詞がベラルーシちゃんの声で脳内再生されちゃって困りました。ちなみにニーナは可憐な少女で逞しいベラルーシちゃんとはキャラが全く違います。念のため。
印象に残ったのはニーナが手を引っ込めて後ろに回して耐えるシーン。好きな人をぎゅっ!とできるのって幸せなんだなあ・・・としみじみさせられて・・・ちょうど通りかかった娘に抱きついたら「うわーママの変態!たーすーけーてー!」と笑われてしまいました・・・が、それでも幸せな気持ちになりました。
ところで3話までの3つのお話にはもれなくレグルス君が登場していました。ので、4話で「レグルス君はどこに出てくるんだー」とドキワクしながら読んでいました・・・結果、登場1コマ!みんな見逃すな!笑
でも良い意味で裏切られた感じで心地よかったです。もう一人のニーナに幸あれ!!