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最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
赤ちゃんについて、解って来た事を色々教えてくれます!!,
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レビュー対象商品: 赤ちゃんの不思議 (岩波新書) (新書)
著者 開さんは、全ての大人が必ず通過する赤ちゃん時代の不思議について脳科学、認知科学の最新の研究成果を参照しながら紹介すると共に、目まぐるしく変化する赤ちゃんの養育環境がどう関与するかについて論考しています。新生児模倣 生まれて直ぐの新生児に、口の開け閉め、唇の突き出し、舌の突き出し、手の開閉を見せると、同じ動作をします。また、胎児は、母親以外の音をお腹の中で聞いているらしい(何故なら、母親が妊娠中に視聴していたTVのドラマのテーマソングを聞かせると泣き止む。)。そして、新生児の視力は0,01〜0,02位らしいですが、顔、特に目に選択的に注意を向けているらしい事、また、不可能事象が解るらしい等が解ってきました。 また、赤ちゃんは、小さいときから、利他的行動に敏感であり、生後10ヶ月までに映像と現実が不連続であると解るようです。そして、赤ちゃんは、他者の表情を巧に読み取る事によって危険を回避し、自らの行動を決定しています。しかし、TV等の映像が、赤ちゃんの発達に良いか否かは結論が出ていません。 そして早期教育の問題です。視覚系に関しては、臨界期(ある種の認知機能が獲得・学習される時期)があることがわかっていますが、それ以外では、存在が証明されていないという事で、効果は、解らないようです。 著者は、最後にネグレクトの問題を取り上げ、脳は可塑的でやり直しを許してくれます。この為には、科学的見地から長期にわたり、大規模かつ縦断的な研究が必要と述べています。 本書の性格上斜め読みは出来ませんが、入梅しましたし、最新の赤ちゃん学を知る為に、空いた時間にこの様な本を読むのも良いかなと思います。
5つ星のうち 5.0
赤ちゃん学の研究成果を中庸的に説く,
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レビュー対象商品: 赤ちゃんの不思議 (岩波新書) (新書)
本書は、赤ちゃんの初期能力と発達過程に関して、様々な視点から行われてきた研究を紹介したものである。 具体的には、近年の赤ちゃん学の研究が、私たちが想像する以上の 能力を赤ちゃんが持っていることを証明していること等、赤ちゃん学 の紹介をし、赤ちゃんの「好き嫌い」について養育環境の観点から迫 り、テレビやロボットなどの人工物を赤ちゃんがどう捉えるかについ て、さらに、自己認知、共感、模倣、脳の発達や心の発達等にもふれ られている。 幅広くバランスよくまとめられていて、本書を読み進めることによ って、タイトルが示す通り、まさに赤ちゃんの不思議の世界に誘って くれる。 また、著者のスタンスも、研究成果に基づいた冷静で中庸的なもの であるため、初めて読む赤ちゃん学の本としてもバランスよく概要 を知ることができる好適な本である。 赤ちゃんの奥深く不思議な世界にご興味がある方は是非どうぞ。
5つ星のうち 4.0
めまぐるしく発達する赤ちゃんの脳,
By 白ケチャップ (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 赤ちゃんの不思議 (岩波新書) (新書)
なにぶん対象が赤ん坊なので、研究するのもいろいろ大変なようだ。そんななか、研究者が試行錯誤を繰り返し編み出した、科学的な研究法とその成果を興味深く拝見した。 脳科学からの知見、研究結果もみられる。 生後の環境などに呼応し、めまぐるしく発達する赤ちゃんの脳が垣間見える。
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