罠と覚悟しつつ、一人で発ったレウリア、ジリジリと焦りながらも夢うつつに聞いた『待っていて』の言葉を信じ、自分がやらねばならない内政と外交に手を尽くすジェラール殿下。
セラルークとジャウザ、騙しうちに敵の手に落ちたレウリアが、とあるきっかけと自己肯定によってまあそうなるだろうな、の大爆発的展開へ―。魔法関係はやっぱりレウリアが一人で頑張る、なんだね。
俺様殿下はずいぶん自分を抑えられるようになりました、…と言うか、魔術問題解決後の〇食サービスシーンで今までがまさかの寸止めだった事が発覚して超ビックリでした。泣かれて止めるなんて彼、けっこう小心者?。今回も何度も確認取ってたし(笑)。
しかしあれだけ思わせぶりに描いておいて、後からそう書いたらナシになっちゃうって言うのも・・・今回のシーンの前提として必要とはいえ、なんだかなあ〜と思いました。
しかし最後まで、この作者さんの文章の飾り方にはどうにも慣れず、むしろ磨きがかかった分ますます物語に入りこめず、何度も引き戻されます。
双眸とか凝然とか、固い単語の多用。台詞は単語の途中から書かれ、途中で切れるため、脳内で想像しないと意味不明になる・・・そのパターンが多過ぎてその度に癇にさわって疲れました。
ここまで読んでしまったのでたぶん短編集も読んでしまうと思いますが、この文体やはり苦手です。もっとさらっと読めれば楽しいのに。