2006年終わりに近づいて初めて赤い雲伝説〜を読みました。原発誘致が殺人事件を誘発するというストーリーですが、1983年に書かれたこの本のテーマの大網原発(上関原発)の問題が20数年経った今ももめにもめ未解決のまま、ついに2009年に着工予定という推進の方向へ傾いてきているというニュースに接しました。
現在モデルになった上関町も過疎化と若者の町離れ、町村合併問題等で、この本の書かれた20年前と比べ苦しい街作りに腐心されているようです。
著者の内田康夫氏もこの問題が20数年も引きずるとは思ってなかったとは思いますが、社会問題と環境問題に対しての氏の憧憬の深さに驚いています。
上関町に関わる皆さんに今もう一度この本に接せられる事をお勧めしたいですね。
島が真っ赤な空に覆われるというラストシーンに感動と共感を覚えました。