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赤い蝋燭と人魚
 
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赤い蝋燭と人魚 [単行本]

小川 未明 , 酒井 駒子
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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   大正10年の発表以来、繰り返し読み継がれ、多くの画家の挿絵にも描かれてきた小川未明の名作童話。酒井駒子の情感豊かな、ざらざらした油絵タッチの絵をつけて、新感覚の絵物語に仕上った。

   わが子だけは明るいにぎやかな人間の街で育ってほしいと、冷たく暗い北の海に住む人魚の母親は願い、子どもを神社に捨てた。その赤ん坊を拾ったのは蝋燭(ろうそく)つくりの老夫婦。神さまからの授かりものと大切に育てたが、よこしまな香具師についそそのかされ、美しく成長した人魚の娘を見世物に売り飛ばしてしまう。哀れな娘が最後に残した3本の赤い蝋燭を取り戻しにきた、人魚の母の復讐は…。

   人間というものへのかなしみが漂うこのお話を、酒井の絵は浄化している。幼児の心をつかんだあの『よるくま』のイラストとは異なる、こんどは奥行きある絵画性で。人魚の皮膚や貝殻、蝋燭の炎や嵐の翌朝の空の色、みな暗い闇から差す光のように見えてくる。黒く塗りつぶされた背景に、赤、青、黄の三原色を基調にした抑制された色づかいが、色とは光でもあったのだ、とあらためて気づかせてくれる。(中村えつこ)

内容(「BOOK」データベースより)

「よるくま」の酒井駒子が贈る、小川未明童話。新しい「赤い蝋燭と人魚」。

内容(「MARC」データベースより)

人魚の娘が絵を描いた蝋燭には不思議な力があった。しかし、金に心を奪われた老夫婦は、娘を香具師に売ってしまう-。無国籍風の絵をつけ、新しい装いとなった小川未明の代表作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小川 未明
1882年新潟県に生まれる。早稲田大学英文科卒業。新聞・雑誌の記者をへて作家生活に入り、1910年童話集「赤い船」を刊行。1926年より童話創作に専念した。日本児童文学者協会初代会長。1961年没。著作は多数ある

酒井 駒子
1966年生まれ。東京芸術大学美術学部卒。着物など、和物を中心としたテキスタイルデザインを手がけ、現在、フリーのイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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