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赤い竪琴 (創元推理文庫)
 
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赤い竪琴 (創元推理文庫) [文庫]

津原 泰水
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

祖母と夭折の天才詩人。無気力に日々を生きる私と、無愛想な古楽器職人となった詩人の孫。呪いのように、恩寵のように繋がれる過去と現在の絆を描く、静謐な恋愛ミステリ。

内容(「BOOK」データベースより)

日常に倦み、無気力に生きるグラフィックデザイナーの入栄暁子は、祖母の遺品から出てきた夭折の詩人の日記を、その孫・古楽器職人の寒川耿介に返すため、尋ねていく。無愛想な寒川は、押し問答の末日記を受け取るが、お礼にと自作の赤い竪琴を暁子に渡す。この不思議な出会いは、沈潜していた暁子の心を強く揺り動かした。受け継がれる“絆”と“謎”の行方を描く、静謐な恋愛譚。

登録情報

  • 文庫: 256ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2009/9/30)
  • ISBN-10: 4488469027
  • ISBN-13: 978-4488469023
  • 発売日: 2009/9/30
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 401,975位 (本のベストセラーを見る)
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By カスタマー
形式:単行本
恋に浮かれる年齢をとっくに過ぎてしまい、恋に傷つくことを覚えてしまった私には、ヒロインの気持ちが痛いほどよくわかる本でした。
恋などいらない、と諦めていたはずの日常に、まるで穴に落ちるかのようにやってきた恋愛。

拒みながらも惹かれていき、しだいに「これは運命かも」とはまっていくヒロインの「愚かしさ」は、まんま自分です。

ほろ苦くいとおしい作品でした。
ラストの電話での会話、泣かされました。降参です。

甘いだけの恋愛小説に飽き足らない人に、おすすめします。

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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
主人公は端から別離を念頭に起き行動している。
それが30代の恋愛なのか、考えさせられる。
好きになったことを咎められるという考え方も大人の恋愛故のことか。
傷つかないように避けて通ることに慣れてしまった女性の、しかしその呪縛から抜け出せない心の葛藤の描写には舌を巻く。
心の中で生き続けるとはどういうことか、病気を患っている私には本当に大切な一冊になりました。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
津原先生といえば怪奇小説。そのイメージが強かったので、一章目を読み終えるまでてっきりその類だと思っていました。二章目からは、文面の海に潜って潜水で水中を進むかのよう。息つぎも忘れて。              まともな恋愛経験もない小娘の私ですが、「赤い竪琴」の中に居る間は確実に1人の男の人に恋をしていました。天才肌で、無愛想な、何を考えているのかわからない彼の言葉や行動が苦しくて苦しくて。ただし、文そのものはまるっきり津原風味。そこらの恋愛小説とは違うことは、ぱっと本を開いた時の文字の並びからも感じとれます。読み終えてみて初めて「ああ、これは純恋愛小説だったのか」と思うほど。この感覚味わってみてください。  
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