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赤い森
 
 

赤い森 [単行本]

折原一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

その森に踏みこんだ者は、二度と帰れない――

一家が惨殺された樹海のなかの山荘。

禍々しき森の、いまだ解明されぬ事件。

血塗られた伝説に挑む者を襲う悲劇の連鎖!

ベストセラー『黒い森』の戦慄をはるかにしのぐ謎と恐怖

“赤い袋とじ”の奧底に隠された衝撃の真実とは――!?


あの家で何が起こったのか、誰も知らない……

私はだめな男だ。もうこれ以上、生きてはいけない。可哀相だが、あいつらも私と一緒にあの世へ旅立ってもらおう。

ただ、私たちが生きていた証を後世に残しておかなくてはならなかった。ここで一体何が起きたのか、記録を残しておくことが私の使命だと考えている。

さあて。では、始めるか。



九月二日、午後八時二十分、人間狩りのゲームの幕が、今まさに切って落とされようとしていた……。
(本文より)

内容(「BOOK」データベースより)

一家が惨殺された樹海のなかの山荘。禍々しき森の、いまだ解明されぬ事件。血塗られた伝説に挑む者を襲う悲劇の連鎖!その森に踏みこんだ者は、二度と帰れない。

登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2010/4/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396633408
  • ISBN-13: 978-4396633400
  • 発売日: 2010/4/10
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 367,195位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「祥伝社創立40周年記念作品」と銘打たれた本書は、“叙述ミステリーの第一人者”“語りの魔術師”折原一の48番目の単行本である。迷ったら生きては出られない「樹海」を舞台にしており、祥伝社で過去に発表された『樹海伝説』(’02年)、『鬼頭家の惨劇』(’03年)に、新たに書き下ろした『赤い森』を加え、加筆・訂正がほどこされている。

『樹海伝説』『鬼頭家の惨劇』が第一話、第二話で収録されていて、私にとっては再読になるのだが、それぞれが一応完結した物語になっており、それぞれが7、8年前の物語なので、詳細をおぼえていないことと、さらに第三話の、今回書き下ろしの『赤い森』へとつながるように加筆・訂正されているので、まるで初読の様に一冊で三度おいしい「折原ワールド」を楽しむことができた。

短い章立てで、フォントと視点が違う独白が挿入されていたり、袋とじの仕掛けがあったり、同じような記述が繰り返される「折原スタイル」は、まさにスリルを増幅させる。

過去の殺人事件と、謎めいた伝説、禍々しい樹海の恐怖、黒幕とも言える民宿の主人、過去と現在が激しく交錯される展開。それぞれの物語の結末にさらに謎の余韻を残す本書は、細かい正誤性をものともしない独特のサスペンスをかもしだしていて、折原ファンにとってはこたえられない、一気読み必至のホラー・エンターテインメントの逸品といえる。
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