「赤いバラ」は歌い出しからバラードかと思いきや、サビに入った途端ラップやシンセを織り交ぜたアップテンポなデジタルサウンドにガラっと雰囲気が変わる斬新な音楽。
小西大樹&藤田玲のツインボーカル、藤田玲の日本語ラップ、肘井美佳の女声コーラスの掛け合いが心地よい。京本政樹プロデュース楽曲第2弾にして、前作「牙狼(GARO)〜僕が愛を伝えてゆく〜」を超えるハイクオリティな曲。小西大樹のハスキーな高音にも磨きがかかっており、メンバーの声も前作より伸びやかになっている。京本自らアレンジも手がけ、デジタルサウンド中心ではあるが、そこに加えられた渡辺裕之の生ドラムが曲に重厚さを増している。
両A面のもう一曲「オーロラの下で」は、2006年7月にラクーアで行われたイベントでファン参加により録音されたコーラスをサプライズで収録したものが使われている。「牙狼〜白夜の魔獣〜」のエンディングテーマとして京本が書き下ろした物であり、2000人のファンのコーラスも加え、「赤いバラ」とは全く方向性の違う、希望に満ちたスケールの大きいバラードとなっている。
性質の正反対な2曲の対比が面白い。