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赤いダイヤ(上) (集英社文庫)
 
 

赤いダイヤ(上) (集英社文庫) [文庫]

梶山 季之
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

商売に失敗して、海に身を投げた木塚慶太。偶然、稀代の相場師・森玄一郎に命を救われ、赤い魔物・小豆相場に足を踏み入れた。命を張って一攫千金に挑む男の物語。(解説・佐高 信)

内容(「BOOK」データベースより)

カンの良さと図太い神経で、次々と新商売を手がける木塚慶太―。だが偽物を掴まされたことから借金地獄に。返済するあてがない慶太は海に身を投げた。そこを救ってくれたのが稀代の相場師、森玄一郎であった。慶太は“森玄”の人間的魅力に打たれると同時に、“森玄”が命を張る、赤い魔物と恐れられる小豆相場に次第に魅かれていった…。経済小説界の不朽の名作。

登録情報

  • 文庫: 480ページ
  • 出版社: 集英社 (1994/1/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087481263
  • ISBN-13: 978-4087481266
  • 発売日: 1994/1/20
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 287,550位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
昭和36年、週刊誌のトップ屋を辞めて結核の療養中であった梶山季之が、ひょんなことからスポーツ紙に連載をはじめたこの小説は、赤いダイヤと呼ばれた小豆の相場を巡ってうごめく男女の物語だが、相場という当時およそ小説の舞台にはなりそうもないと思われた特異な世界を取り上げ、しかもその魔力に囚われた人々の欲望を描くという異質な展開で大成功をおさめた。

大衆の喜びそうな面白い小説を書くのは作家としての堕落だといった概念が強かった当時、トップ屋での経験をフルに生かしたこの物語は、かなりの物議をかもしたものの、正に、エンターテイメントを求める大衆にとっては待望の作品と評価されたと言って良い。

借金地獄に追い込まれた主人公木塚慶太は、海に身を投げたが、希代の相場師である档玄一郎に救われる。その森玄が買方として、又、大物相場師で取引所の理事長を務める松崎辰治が売り方の総帥として命をかけて取組んでいたのが小豆相場だ。木塚慶太も、そのあこがれの女性である井戸美子もこの魔物といわれた相場に引き込まれていく。

息をつかせぬ相場展開、騙し騙されの男女関係、詐欺師あり、人情ありとエンターテイメント要素に溢れている。

梶山季之の作家としてのデビュー作に近い作品だが、彼の最高傑作と評価する人も多いようだ。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By chikaf
形式:文庫
時代設定は昭和30年代、日本経済が飛ぶ鳥を落とす勢いで発達していこうとする時代に、小豆相場に魅了される人間模様を描いている。
平成の経済小説にくらべ少し物足りなさを感じるが、今の経済ではけっして味わえないようなストーリーになっていて面白かった。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By "uso"
形式:文庫
「思わず読みきってしまった。」というのが率直な感想です。商品先物は基本的に需給関係によって成り立っているため、無い品は高く、有る品は安いということになります。ところがそういった常識を覆す政治力、経済力が入り乱れて無いはずの国産小豆が暴落し、買い本尊の森玄一郎が善戦むなしく売り方の

相場師にいっぱい食わされてしまうのである。読み所は新鋭の元大陸軍人の森氏と彼を取り巻く輸入ブローカーや商社の商品部長、新聞記者と対する米相場で財を成した松辰との熾烈な腕力相場のせめぎあいである。とにかく50年前の金に狂った者たちのエネルギーがひしひしと伝わってくる。

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