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そのことがわかるのはまた、絵の力でもあります。珍妙でもありおそろしげでもあるくつみがきの姿があるだけで、ここが重要なカギであることは一目瞭然。それを感じるために、子供は絵本というものをくりかえし「読んでー」と持ってくるイキモノなのだなあ、と感じ入ってしまうくらい、絵もおおいに語っています。
この作品での降谷さんのタッチはどこか乾いてシニカルな味もあって、さまざまな矛盾をはらんだ「人のしあわせ」について読者を考えさせるのに貢献しています。絶妙のコラボ。
この本を読んだあとに息子と私はかならず、それぞれのシーンについて感想や解釈を話しあいます。
天使はいい人で、男はいじわるで、さいごにはカーレンがしあわせになったお話、というのが息子の意見で、
天使は日和見で、男は勇気があって、さいごは「わからない」お話、というのが私の考えです。
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