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赤いくつ―アンデルセン童話
 
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赤いくつ―アンデルセン童話 [大型本]

岩崎 京子 , 降矢 なな
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,365 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

カーレンは戸だなのおくから、そっと赤いくつをとりだしました。「みるだけ」―すると、はいてみたくなりました。ところが、足を入れると、とたんにうきうきして、じっとしていられなくなりました。くつはかってにおどりだし、あっちにいったり、こっちにいったり。カーレンが足をおさえても、とまりません。

内容(「MARC」データベースより)

禁断の赤いくつをはいたとたん、カーレンの足はひとりで踊りだし、止められなくなった…。苦しんだカーレンに真の安らぎを与えたものとは? アンデルセン生誕200周年に贈る、心の戸をたたく美しい絵本。

登録情報

  • 大型本
  • 出版社: 女子パウロ会 (2004/11)
  • ISBN-10: 4789605841
  • ISBN-13: 978-4789605847
  • 発売日: 2004/11
  • 商品の寸法: 28 x 20.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 382,258位 (本のベストセラーを見る)
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形式:大型本
アンデルセンの童話は美しくも悲しい、時に残酷な結末を有するものが多い。大人のための童話とも謂われる所以ですね。この絵本もそういう類のお話です。ひとりでに踊り出してしまう靴、止めるに止められず、足を切り落としてもまだ踊り狂い纏わり付く…。非常に不気味なモチーフです。物語の雰囲気に忠実になるなら、挿絵は暗く物悲しいものになる事でしょう。でもこの絵本は違うのです!赤い靴に合わせた真っ赤な色をポイントとしながら、とてもモダンでポップな雰囲気の仕上がりになっています。それにより不気味さが緩和されて、子供が喜んで眺める楽しい絵本になりました。この絵を担当された作家さんの感性に脱帽!です。アンデルセン生誕200周年に相応しい素敵な絵本だと思います。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヤヤー VINE™ メンバー
形式:大型本
赤い色は、どうしてこんなに人の心をざわつかせるのだろう。
どきどきするし、わくわくするし、不安にもなる。
でも、目が離せない。身に着けたい。・・・だめになってしまいたい。

降矢さんの美しい絵が、カーレンを鮮やかに描き出します。
足を切られるシーンさえ、恍惚としてしまいます。
赤いくつに踊らされていた場面と天使にみちびかれる場面は、
カーレンはすっかり別人になり、幸福に満ち足りた空気が感じられます。

やや宗教色が強いのですが、だからといってこの本を読まないという手はありません。
クリスマスだと浮かれているなら尚のこと、この絵本で心を鎮めねばなりません。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By "m-co"
形式:大型本
息子(3歳)に毎日せがまれて読んでいます。
わかりやすくやわらかい日本語で淡々と語られていますが、なかなか深いものがあります。
どこにも無駄はありません。言葉のとぎすまされた選びっぷりに、何度読んでも驚嘆します。
たとえば、
「くつみがきは カーレンのくつを ぴたぴた たたきました。」
これだけで、カーレンは自ら選んだ赤い靴の呪縛にとらわれてしまう。

そのことがわかるのはまた、絵の力でもあります。珍妙でもありおそろしげでもあるくつみがきの姿があるだけで、ここが重要なカギであることは一目瞭然。それを感じるために、子供は絵本というものをくりかえし「読んでー」と持ってくるイキモノなのだなあ、と感じ入ってしまうくらい、絵もおおいに語っています。
この作品での降谷さんのタッチはどこか乾いてシニカルな味もあって、さまざまな矛盾をはらんだ「人のしあわせ」について読者を考えさせるのに貢献しています。絶妙のコラボ。

この本を読んだあとに息子と私はかならず、それぞれのシーンについて感想や解釈を話しあいます。
天使はいい人で、男はいじわるで、さいごにはカーレンがしあわせになったお話、というのが息子の意見で、
天使は日和見で、男は勇気があって、さいごは「わからない」お話、というのが私の考えです。

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