Would you like to see this page in English? Click here.


または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
または
Amazonプライム会員に適用。注文手続きの際にお申し込みください。詳細はこちら
こちらからも買えますよ
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
贋学生 (講談社文芸文庫)
 
イメージを拡大
 

贋学生 (講談社文芸文庫) [文庫]

島尾 敏雄
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,365 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
在庫あり。 在庫状況について
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。 ギフトラッピングを利用できます。
4点在庫あり。ご注文はお早めに。
2012/5/31 木曜日 にお届けします! 「お急ぎ便」オプション(有料)を選択して注文を確定された関東エリアへの配達のご注文が対象です。詳しくはこちら

キャンペーンおよび追加情報


よく一緒に購入されている商品

この本とその夏の今は・夢の中での日常 (講談社文芸文庫) ¥ 998 をあわせて買う

贋学生 (講談社文芸文庫) + その夏の今は・夢の中での日常 (講談社文芸文庫)
合計価格: ¥ 2,363

在庫状況の表示

  • 対象商品: 贋学生 (講談社文芸文庫)

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細

  • その夏の今は・夢の中での日常 (講談社文芸文庫)

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細



商品の説明

内容説明

島尾敏雄を語るとき欠かせぬ“奇妙な”長篇贋学生・木乃が「私」と友人毛利の前に出現する.互いの嫉妬からの競い合いが,木乃の存在をより深める.嫌悪しながら抗することの出来ぬ“木乃”とは何なのか.

内容(「BOOK」データベースより)

「私」と友人毛利との前に登場した医学生・木乃伊之吉。互いの嫉妬の競い合いから、存在感をいや増すこの男。彼の妹だという宝塚のスターをからませ、まき込み、メフィストフェレスのように「私」たちを撹乱する。非現実的でありながら現実的、この贋学生とはなにか。島尾敏雄を語るに欠かせぬ、島尾初期長篇。

登録情報

  • 文庫: 302ページ
  • 出版社: 講談社 (1990/11/5)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061961020
  • ISBN-13: 978-4061961029
  • 発売日: 1990/11/5
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 581,165位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


この商品を見た後に買っているのは?


この商品につけられているタグ

 (詳細)
タグをクリックすると、タグがつけられた商品、タグをつけた人が表示されます。※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

 

カスタマーレビュー

星4つ
0
星3つ
0
星2つ
0
星1つ
0
最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Dolly the Cat トップ50レビュアー
形式:文庫
何十年本を読んできても、スゴイとしか言いようのない本に出合えるとは、世界はまだ豊饒だという証しだろうか。これは昭和19年、学徒出陣を目前に控えた九州大に通う学生「私」とその友人が、木乃伊之吉という奇怪な名の男(木乃伊はミイラと読める)に騙され、翻弄される数ヶ月を描いた島尾氏の初期作品だ。

くしくもタイトルが暴露しているように、文学を志す学生の前に現われた「贋学生」木乃は、冒頭からいかにも胡散臭い人物として描かれ、その騙しのやり口は笑ってしまうほど単純だ。ところが、帝国大のエリート学生二人は強い不審を抱きつつも、ずるずると泥沼へ引きずり込まれていく。なんてゲスな奴だろうと嫌悪しながらも、隠し持っていた自らの暗部を刺激され、木乃のとりこにされていく姿はほとんどグロテスクだ。

木乃とは何者なので、なぜこれほど執拗に騙そうとするのか? この話の怖いところは、その「謎」が解かれない点にあると思う。木乃は金を巻き上げるどころか、二人に大金を注ぎこみ、得るところは何もないように見える。それなのに、なぜ彼は騙すのか? 作中に答えはない。木乃の遁走で、最後に二人は騙されていたことに気づくが、読んだ者はなんらカタルシスも得ることなく、大きな「謎」とともに現実世界へ突き返され、呆然とするしかない。

なぜ作家はこんな作品を書いたのか? このように怪異な虚構世界を自ら現出させることで、出撃命令を受けながらも生還したというあまりに特異な体験を、自らに納得させようとしていたのではないか、とつい考えてしまった。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
とにかく面白い小説である。そしてなぜ面白いのかもよくわからぬ不思議な小説である。
読後に冷静になって考えてみると、主人公が贋学生に振り回されたというだけで、激しい愛憎劇だとか誰かが死ぬだとかのくっきりとした事件が描かれているわけでは全くない。なのにどうしてこう面白いのか。

主人公は、基本的には受動的であり、贋学生木乃伊之吉に押し流されるままに行動していくうちにのっぴきならない状況に追いやられていき、事態は夢とも現実ともつかぬ奇妙な様相を帯び始める。そして結末では、木乃の失踪をどう理解していいかよくわからぬままに宙づりの不安の中に放り出されるのだ。

それは、戦争もの、病妻もの、夢の系列などに分けられる島尾の他の小説にも共通する特徴である。島尾敏雄という人自身、その伝記的事実を調べてみると、本人がそう望んでいるわけではないのに、特攻隊の隊長となったり、贋学生にだまされたり、妻が発狂したり、というような常ならぬ状況に巻き込まれていくのだが、面白いのは、島尾が事後にそれを社会的、歴史的、あるいは心理学的な文脈でとらえようとすることを一切しないということである。

普通、例えば知識階級に属する戦争参加者であれば、戦後に自らの体験を振り返り、既存の哲学や歴史学、政治学、心理学などの概念的な枠組みを借りて意味づけたりして、普遍的な言語でもって理解し語ろうとするものではなかろうか。
ところが、島尾の戦争ものを読むとわかるように、島尾本人がそうであったと同じく特攻隊の隊長である主人公はそのような意味づけを一切しようとはしない。そして突然の終戦により意味を欠いた世界に不意に投げ出されてしまうのである。
そういう意味で、島尾にとっては戦争も贋学生も妻の病気も夢の世界もまったく等価であり、意味を剥ぎ取られた世界が不可解な姿を取って現れるその仕方が異なっているのに過ぎないのだ。

島尾敏雄の小説は何の道しるべも解決もカタルシスも与えてはくれない。しかし、それゆえにいつまでも古びることなく我々に世界の不可思議な相貌を突きつけてくる。
最近賞を取って話題になる小説でやたらに激しい暴力などが描かれがちなのに食傷気味の方には、是非ご一読をお勧めしたい。
このレビューは参考になりましたか?
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す










この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック


Amazon.co.jpのプライバシー ステートメント Amazon.co.jpの発送情報 Amazon.co.jpでの返品と交換