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賢い皮膚―思考する最大の“臓器” (ちくま新書)
 
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賢い皮膚―思考する最大の“臓器” (ちくま新書) [新書]

傳田 光洋
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

今、皮膚科学が長足の進歩を遂げている。医療や美容からのアプローチだけではうかがいしれない、皮膚メカニズムが次々に解明されつつあるのだ。「年をとるとしわができるのはどうして」、「お肌によい物質は何か」といった身近なトピックから、「皮膚が脳と同じ機能を担っているとしたら」というにわかには信じられない働きにまで本書は迫っていく。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

傳田 光洋
1960年生まれ。京都大学工学部工業化学科卒業。同大学院工学研究科分子工学専攻修士課程修了。1994年に京都大学工学博士号授与。カリフォルニア大学サンフランシスコ校研究員を経て、2002年より、資生堂研究所主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 211ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2009/07)
  • ISBN-10: 4480064931
  • ISBN-13: 978-4480064936
  • 発売日: 2009/07
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
実に面白かった『第三の脳』の著者ということで読んでみた。今回も、なげかけるメッセージは実に面白い。
著者の主張はよい。ただしである。

面白いことを考えている人に本を書かせるのは編集者の仕事。ただし、読者にとって面白い本を作るのもまた
編集者の仕事。その意味において無用に研究寄りな前半、口述筆記かと見まごう後半。本作りとしては粗雑の
観が否めない。企業研究者にしてサイエンスの最前線にいる著者の問題意識を、柳の下に二匹目か三匹目の
ドジョウがいると思った編集者は、もう少し面白い形で引き出せたのではないだろうか。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
「皮膚の研究が面白くてたま」らない著者の描く皮膚の世界は確かに面白いものでした。
皮膚全体を一つの臓器として捕えると肝臓より重くなり、外界と接するという機能を維持する仕組みは神経系に似て非なる機構を有している可能性が示されています。カルシウム濃度やサイトカインなど予備知識がないと難しいかもしれませんが、皮膚という臓器の単純でない役割を理解するには事実、仮説を含めてよい本です。
また東洋医学のツボや経絡に関する皮膚の役割の裏付けにも説得力があります。
何よりも皮膚の機構が、フランク・シェッツィングの「深海のYrr」で示された集合体としての細胞の働きの世界の記述と一致しているのが驚きでした。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 馬場伸一 トップ500レビュアー
形式:新書
皮膚とは極めて日常的なものである。
「今日はお化粧ののりが悪いわ」と言っている女性ならずとも、誰しも自分の皮膚は毎日見ている。
パソコンのキーボードを叩いているとき、目に入るのは手の甲の皮膚。自分の皮膚を見ない日など、一日もない。

にもかかわらず、その「皮膚」の働きについては、驚くほど何も分かっていなかったのだ!

皮膚は単なる「包み紙」ではなく、感覚器であり免疫系であり、今まで漠然と考えられていた以上に、人体にとって非常に重要な働きをしているらしい。そういう、最新の皮膚科学の現在が、生き生きと語られている。実に面白い。

「虚実皮膜の間」と言われ、ただの「境い」でしかないかと思われていた皮膚が、本当は大いなる「実」であったらしい。「これ上なく見慣れたもの」が実は不思議の塊だった!ということを教えてくれる本。最初の部分は専門用語が頻出してちょっととっつきにくいが、お勧めです。
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