「若いからリスクを取れるあなたにおススメの運用はこれ!」に胡散臭さを感じるようになってきた人に最適の書。
そもそも、資産運用に関する理論や知識を知りたいだけなら、Webで検索すれば情報は山と見つかる。
ただ、その理論をどのように実践に活かし、自分の資産運用に反映させていけばよいのかについては、誰も答えを教えてくれない。それどころか、「年齢に応じて株式の割合を低下させましょう」とか「リスクを抑えたいなら外債の割合を増やしましょう」といった、至極安直な情報に惑わされがちである。
理論を知ることは大切である。しかし、実践で活かす方法が分からなければ、器用貧乏になってしまいかねない。
資産運用を行うにあたって本当に知りたいこと・知らなければならないことは、「私の場合はどのように運用したらよいのか?」ということであるはずだ。
この疑問に答えてくれる人は誰もいない。なぜなら、それは「私自身」が考えて決断するしかないからである。
本書は、資産運用を始めるにあたってのファーストステップである家計分析の方法や、数ある金融商品のリスク・リターン・コストの見極め方等について、丁寧な解説がなされている。
「資産運用について、ある程度の知識は身に付いた。これからは、自分で自分の資産運用方法を考えたい。でも、せっかく身に付いた知識をどう活かしたらいいんだろう?」という人にとって、良い手引書となるに違いない。