内容紹介
〈人類学〉の新たな挑戦!
全9巻一挙刊行!!
大量生産製品が世界を覆いつくしているかのような現在にあって、小生産物は人びとのアイデンティティ形成に寄与している。多種、多様な側面をもっているこれらの小生産物の諸側面と性格を明らかにする。
【主要目次】
序―躍動する小生産物 小川了
I さまざまなる小生産物(商品)
小生産物(商品)の微細なグローバリゼーション―ケニア中北部・サンブルの廃物資源利用 湖中真哉
真珠の資源人類学―アコヤ真珠と白蝶真珠の養殖を中心に 床呂郁哉
金になるということ―イバンとザフィマニリの集落におけるサブシステンス活動と小商品 内堀基光
II 生活実践と小生産物
韓国の地場産業と商品資源の構築―南原の木器生産の事例から 本田洋
マダガスカル北西部における「生存」と稲作―小商品化した生活の実践 深澤秀夫
ケニアの小零細企業のネットワークと産業クラスター 児玉谷史朗
III グローバルとローカルを媒介する小生産物
経済グローバル化と特産品のゆくえ―中央ケニア・ギクユ人社会における資源開発の現場から 石井洋子
グローバリゼーションか、対抗グローバリゼーションか?―東南アジアを中心とする現代ハラール産業の立ち上げとその意義 富沢寿勇
日本の箒、セネガルの鍋―日用雑貨から見たグローバリゼーション 小川了
内容(「BOOK」データベースより)
消費財として生産された物的資源―日常の物々交換における物品や威信財などの非商品、インフォーマルセクターにおける商品を含め、通常の経済分析からは抜け落ちやすい物的資源の流通サイクルの文化的特性を社会変容との関連で探る。