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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
「資本論」ツアーへの準備運動,
By おとこ汁 (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 資本論 (まんがで読破) (文庫)
共産主義理論の本だと思われがちだが、「資本論」は、その名の通り「資本って何やねん?」という事を根本から分析した書籍であり、資本主義社会を把握する上で必読の書。が、名著であるがゆえに、その分析は微に入り細に入り徹底した物で、軽い気持ちで読み始めるとあっという間に挫折するという諸刃の剣wなんだか難しそうだし、漫画で読むか・・・という動機でこの漫画を読み、わかったような気になってはいけませんw 理論が延々と解説されている形ではなく、田舎のチーズ職人が投資家と組んで小さなチーズ工場を作り、収益を追求される中「資本って何やねん」を考えるストーリー仕立て。経済学の知識が無くてもとっつき易く、非常に読みやすい一冊になっています。 ただ、元々、膨大な分析が語られている「資本論」を一冊の漫画にまとめるという作業自体に無理があるため、作中で触れられているのは、「資本って何やねん」の導入部のみ。この一冊は「資本論をめぐるツアーへの準備運動」と捉え、出来れば原典、最低でも続編と併せて読まれることをオススメします。
34 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
入門の入門として,
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レビュー対象商品: 資本論 (まんがで読破) (文庫)
資本論の本質は外れていないので、入門の入門として良いと思います。ただ単にそれが足りていないだけであるのと、 内容のバランスに問題があるのだと思います。 商品の価値、労働の価値の根本などについて書かれているので、 20分で読める、入門の入門としては十分ではないでしょうか。 読んだ人が別物と感じるのは、 資本論の社会的背景が多く描写されているためではないでしょうか。 背景と資本論の内容とが、大体半分ずつぐらい書かれています。 ある程度、資本論を読んだ方は首をかしげてしまうのもうなずけます。 こういった時代の背景を感じながら読むことが出来るので、 入門の入門として良いと思います。 ただ、この本1冊の内容は資本論の内容の数十分の一しかないことも事実です。
47 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
わかりやすい入門前の入門書,
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レビュー対象商品: 資本論 (まんがで読破) (文庫)
本書で「資本論」の全てを理解することは不可能ですが概要を知るうえでは非常に優れていると思います。 「資本論」第1部の要素(商品と貨幣、剰余価値、資本の蓄積過程、資本主義の残酷さ)を盛り込みながら、安易に解説チックな堅い学習漫画にせず、難解な大著をよくぞここまで一貫した物語として仕上げた点、そこだけでも星5つの価値はアリだと思います。(でも絵柄の荒さでマイナス1としました) 哲学・思想書をストーリーマンガという新たな媒体に翻案した作品に、原書への完全な忠実を求めて批判することは簡単ですが、不毛な議論です。 今後も本シリーズの挑戦には注目したい。
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