1.内容
いわゆるサブプライム問題についての解説書だそうだ。資本主義社会では、バブルを起こしてでも経済成長を模索すべきなのだが、いわゆるサブプライムローンは、あまりにも不確実な金融商品であり、他方、時価会計を用いたため、金融商品としての価値が上がれば流動性が高まり、価値が下がると流動性が落ちるようになり、金融危機になってしまった。現時点では適切な規制をかけるべきだとは思うが、時が経てば規制緩和を求める声が高まり、その繰り返しで歴史は動いていくのだろう。
2.評価
これ自体は一つの見方だろう。ただ、(正確を期するためには仕方ないのだろうが)外国の経済学者の説の説明が長く、著者の主張をとらえるのが難しかった。あと、私が専門家ではないことも、この本を難しく感じた原因の一つかもしれない。2で書いたことを理由に星1つ減らして、星4つとするが、某経済雑誌のランキングで第1位になったことは考慮に入れて、一読した方が良いのだろう。