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資本主義と自由 (日経BPクラシックス)
 
 

資本主義と自由 (日経BPクラシックス) (単行本(ソフトカバー))

ミルトン・フリードマン (著), 村井 章子 (翻訳)
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商品の説明

内容紹介

ジョン・スチュアート・ミル『自由論』、フリードリッヒ・ハイエク『隷従への道』と並ぶ自由主義(リバタリアニズム)の三大古典の1冊。

本書が出版されたのは1962年。100万部近く売れた大ベストセラーだったが、国内で書評に取り上げたのは、アメリカン・エコノミック・レビュー誌の1誌だけ。ケインズ派を中心とした経済学の主流派やメディアからは完全に黙殺された。なぜ? フリードマンが書いた内容があまりに「過激」だったからだ。

本書第2章に、政府がやる理由がない政策が14列挙されている。●農産物の買取保証価格制度●輸入関税または輸出制限●農産物の作付面積制限や原油の生産割当てなどの産出規制●家賃統制●法定の最低賃金や価格上限●細部にわたる産業規制●連邦通信委員会によるラジオとテレビの規制●現行の社会保障制度、とくに老齢・退職年金制度●事業・職業免許制度●いわゆる公営住宅および住宅建設を奨励するための補助金制度●平時の徴兵制。「自由市場にふさわしいのは、志願兵を募って雇う方式である」●国立公園●営利目的での郵便事業の法的禁止●公有公営の有料道路

マルクス主義が20世紀を代表する思想だとすれば、フリードマンの自由主義は21世紀の主要思想になるはずだ。多くの復刊希望に応えての画期的な新訳で、リバタリアンの真髄が手に取るように理解できる名著。

日本では1975年にマグロウヒル好学社から翻訳出版されたが、絶版になっていた。本書は、2002年にシカゴ大学から出版された40版アニバーサリー版を元にベテランの翻訳家の手で見事な日本語訳となった。竹中平蔵元大臣の補佐官、内閣府参事官として郵政改革を仕上げた高橋洋一氏(東洋大学教授)の解説付き。


内容(「BOOK」データベースより)

世界の構造改革のバイブル。1962年初版、フリードマンが最も愛した著作、待望の新訳。郵政改革、教育バウチャー、規制撤廃など絶対自由主義の政策の意味を説いた名著。

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5つ星のうち 5.0 今こそ読みなおすべき古典, 2009/2/15
 世界的不況になってから「市場原理主義」や「新自由主義」の批判がよく聞かれるようになりました。しかし、市場という制度を否定するのはあまりにも短絡的な思考です。市場は多くの重要な役割を果たしている制度だということを忘れてはなりません。本書はその市場の重要性を教えてくれます。経済学を学ぶ者は必読でしょう。

 本書では自由の価値を最重要視して、市場が自由を実現するのに不可欠だと主張しています。特に第1章で経済的自由がなければ政治的自由は実現できないことが強調されています。そのほかにも市場は経済的要素以外には注目しないので、人種差別をなくすことも指摘されています。(ただし、差別に反対する運動がなければ完全に差別をなくすことは不可能でしょう。)
 
 しかし、市場がうまく働かないことも当然あります。フリードマンは政府が市場におけるルールを決定し、その審判をする役割があることを認めた上で、外部効果と独占がある場合は政府の介入が認められるとはっきり書いています。「筋の通った自由主義者は、けっして無政府主義者ではない。」(p.85)とも書いており、巷で言われるほどの極端な自由主義者ではありません。 貧困対策についても政府が関与することは妥当であるとはっきり述べて、「負の所得税」を提唱しています。

 以上のように市場の重要性を明らかにしながら政府の介入も認めています。ただ、本書がかかれてからの経済学の進歩を踏まえれば、フリードマンが考えるほど市場が機能するとはいえません。情報の経済学が明らかにした非対称情報の問題なども考えつつ批判的に読むことが必要でしょう。非対称情報については藪下史郎『非対称情報の経済学―スティグリッツと新しい経済学 (光文社新書)』が新書ながら詳しく説明があり役立ちます。
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35 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 フリードマン自由主義思想の基本を学ぶ!―単純明快な論理展開の含意, 2009/1/16
By TKMT (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
  今年頂いたある先生の年賀状には,「フリードマンの『資本主義と自由』は名著です。メジャーになってからの『選択の自由』よりも10倍良い」と記されていた。学問的信条が異なる論者の主張でも,度量の広さをもって「批評」的に読むことが肝要だ。

  両方とも学部時代に一応読了していたが,新訳版が刊行されたことを契機に再読してみた。残念ながら「10倍良い」ということの意味内容は掴めなかったが,フリードマンの自由主義思想(社会哲学)を平易に論じた名著であることは直ちに了解した。訳文も実に周到で読書ペースを促進させた。同社よりほぼ同時期に刊行されたフリードマン評伝との併読も有意義であろう。そこでもたしかに,『資本主義と自由』のほうが「理論的抽象的であり,基本のところを論じている」と自負の念を表明している。有名になる以前の本だけにその勇敢さに心打たれるものがあった。

  本書は「自由主義思想の根本にあるのは,個人の尊重である」(352頁)という確固たる信念に基づき,その当時に実施されていた政府の介入・統制政策の多くの廃止を唱えている。彼の基本的理念は,第1章「経済的自由と政治的自由」と第2章「自由社会における政府の役割」で鮮明に論じられる。国際金融政策のあり方や変動相場制の意義,ケインズ型財政政策への批判的論拠,教育バウチャー制度(教育の民営化論),独占問題・企業の社会的責任論(企業経営者の使命は株主利益の最大化=徹底した株主主権論)など,その賛否はひとまず措いても,重要な現代的テーマばかりだ。

  冒頭に付された初版から20年後の「1982年版まえがき」も,本書に対する評価の顕著な違いが率直に綴られなかなか印象的である。昨今の世界金融危機を背景に,本書は果たしてどのように読まれるのであろうか。むろん「多様な読み方」が可能だが,先入観に囚われることなく,真摯な心的姿勢で本書と向き合うことを多くの方に望みたい。
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58 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 本当に読みやすい, 2008/5/5
ただ今、読み終えてしまいました。本当に。。。2日かかりませんでした。
自分でもびっくりです。
楽しいです。内容については特に書くまでもないでしょう。徹底した自由主義者の徹底した論述です。そして確かに学術論文ではありませんが、フリードマンの思想が一掴みできる図書だと思います。
そこで疑問が一つ、これは本当に読みやすい翻訳です。この読みやすさは今までにないものです。だからというわけではないのですが、原文との照合は本当に大丈夫なのですよね。時間がないので調べることができないので、翻訳者、出版社そして編集を信じるしかありませんが、日本語としての自然な表現の連続で、これがほんとうなら大したものだと思います。確かに、翻訳は「読みづらい」ものだ、という定理があるわけではないので、読みやすい翻訳はあるべきですが、ここまで良い日本語だと本当か?とさえ思われてきます。
でも全てを信じて星5つ
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