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賃労働と資本 (岩波文庫)
 
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賃労働と資本 (岩波文庫) [文庫]

カール マルクス , Karl Marx , 長谷部 文雄
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

労賃とは何か,それはいかにして決定されるか,という身近な問題から出発して価値法則を簡潔に説明し,剰余価値の成立を明らかにする.マルクスがこれを『新ライン新聞』に連載してから百数十年,資本制的搾取の仕組を暴露したこのパンフレットは世界各国の労働者に広く読みつがれて来た.『資本論』研究のための最良の手引書.

内容(「BOOK」データベースより)

労賃とは何か、労賃はいかにして決定されるか、という身近な問題から出発して価値法則を簡潔に説明し、剰余価値の成立を明らかにする。マルクスがこれを『新ライン新聞』に連載してから百数十年、資本制的搾取の仕組を暴露したこのパンフレットは世界各国の労働者に広く読みつがれてきた。主著『資本論』への最良の入門書。

登録情報

  • 文庫: 110ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1927/10)
  • ISBN-10: 400341246X
  • ISBN-13: 978-4003412466
  • 発売日: 1927/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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59 人中、52人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
マルクスには興味があるが「資本論」はちょっと、という方に本書をお勧めします。本書は「資本論」の20年も前に書かれたマルクス31歳の作品ですが、彼自身、経済学の初歩もわからない読者を想定して書いた、と言っていますし、分量的にも手軽で、入門書として最適だと思います。

ところでマルクスは、自分はマルクス主義者ではない、と語ったことがあります。有名な唯物史観という考え方は実はエンゲルスのもので、必ずしもマルクスの思想ではない、と言われます。

エンゲルスの方法は、ブルジョア対プロレタリアートというマルクス主義の図式に見事に当てはまります。ところが、マルクスのほうはもっと振幅が大きくて、もしかすると自らの思想をくつがえしかねないような内容のものまで記してしまいますが彼は理念のために現実を歪めるようなヤワな思想家ではありません。とてもダイナミックに世界を見ることができた人だと思います。

このレビューは参考になりましたか?
33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書で描かれる当時の構図と今のと基本は何も変わっていない。ただ,資本主義体制は転覆しかなかったんでなく,維持可能ないちいちの対策が発明され実行されて,続いているけど。
特にフリーターやアントレプレナーに読んで欲しい。自分がしてること,したいこと何をすることなのか,考える礎になる。私は自営業者へと転向してしまったが。
『世界をゆるがした10日間』とあわせて読むと,当時の思いを感じながら熱く読める。共産党は出てこない,他のどれより優れたマルクス入門書,資本主義批評。
とにかく薄くてわかりやすい。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書はマルクスの思想を理解する上で最もよい入門書である。
本書では、資本と労働者の関係を明晰に論じている。本書の内容には共産党という言葉は一切出てこない。ライン新聞に労働者向けのものとして書かれたものだが、率直に言って労働者が本書の内容を完全に理解できるとは考えにくい。しかし、間違いなく社会科学を研究するだけでなく、その他の学問を研究するときには是非とも読んでおくべき一冊であろう。本書は資本論の内容をギュッっと凝縮して(細かい点は省いて)あるので、資本論を読んだ後に本書を読むと「マルクスってすごい」という感慨を覚えるに違いない。
途中、p50で「生産費」の使い方を間違えている(単にコストという意味で使用している)が、これは労働者に理解させやくする為にわざとしたのだろう。本書の内容は以下の点に集約できる。
1労賃とは何か、それはいかにして決定されるのか
2資本とはなにか
3相対的剰余価値(序文)
4労働者は相対的に、そして絶対的に困窮する

これ以外にも細かい点として利潤率の傾向的低下(言葉は出ていないが結局は言及しているのと同じこと)などを明らかにし、植民地への帝国主義的進出に関する一定の説得的な説明を与えることも可能となる。
マルクスと聞いてソ連の・・・等を連想するのは偏見に過ぎない。彼の思考した国家(世界という言葉のほうが最終的には正しい)は、かような物ではなかった。あくまでレーニン(本当はマルクス的な世界を志向していたのだが)、スターリンがソ連を作ってしまったに過ぎないのだ。
現代はネオリベラリズムの台頭の中でマルクスが読み直されているが、いきなり資本論などを読む前に本書で概観を掴んでおく事を強く勧める。
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読みやすい
 短くて読みやすいマルクス経済学の入門書。労賃、資本とは何か、といった分析がなされている。... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: 火曜日のねじまき鳥
不思議な魅力。
「賃金がどのように決定されるのか」
などに触れつつ、
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解説しています。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/23 投稿者: noki-noki
手軽に読めるマルクス
始めてマルクスの著作として本書を手にとった。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/17 投稿者: ふとあご
『賃金・価格および利潤』と合わせて読みたい。
『賃金・価格および利潤』(岩波文庫)と並んで『資本論』への橋渡しとして位置づけられている一冊。労賃とは何か?という問いからスタートしつつ剰余価値の成立過程を明瞭に... 続きを読む
投稿日: 2009/1/16 投稿者: 小僧
今こそマルクスを読んでみる価値はあると思う
ソ連がもはや歴史の存在でしかない私にとっては、マルクスといっても「ああ、ソ連は失敗したよね」ぐらいの印象しか抱いていなかった。... 続きを読む
投稿日: 2007/7/22 投稿者: θ
いま、あえて若い世代に読むことを勧めたい。
「賃労働と資本」はマルクス経済学あるいはマルクス哲学(唯物史観)を学ぶ上で、もっとも初歩的でありかつ、もっとも根幹的な本だと思う。いわゆる剰余価値なるものがいかな... 続きを読む
投稿日: 2006/10/2 投稿者: 悲しい色やねん
客観的には間違っているが、主観的にはやはり「正しい」
商品の価値がその生産に費やされた「労働力」により決まるというのが労働価値説である。これはアダム・スミス以来の古典派経済学の認識であり別にマルクス独自のものではない... 続きを読む
投稿日: 2004/7/25 投稿者: 簿記受験生
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