仏語圏との貿易を行う際のメール例として利用しています。住友商事 → JETROという経歴の方が書かれた本なので、貿易実務に沿った利用価値の高い文例がちりばめられています。
貿易実務用語、船積み、パッキングリスト、船荷証券、etcといった表現を、索引機能で調べることもできるので、簡易辞書としても利用できます。役に立っています。
以下の9つのテーマごとに構成されていて、それぞれのテーマごとに、メールの実例集が載っています。
貿易実務の流れに即した構成なので、そのそれぞれの場面で、利用できる表現が多々あると思います。
1.マーケティング
2.取引先に関する信用調査
3.引合い
4.オファーと交渉
5.売買契約の締結
6.信用状
7.積出し
8.決済と商品の引き取り
9.クレームと求償
仏語を勉強されている方々ならご理解いただけると思いますが、仏語には、日本語と同じように、
丁寧表現が存在します。
例えば、ありがとうを”Merci”と表現するのは仲の良い人同士ならば構わないですが、ビジネスの場では、幼稚な印象を先方に与えるので、"j'exprime ma gratitude"などと表現したほうが締まりが良いですし、相手に与える印象も良いかと思います。
これはただの一例ですが、仏語圏は、言葉の表現の豊かさが教養を如実にあらわす言語なので、このような文例集を用いて、相手に失礼のない丁寧なメールの書き方を踏襲するのが良いと思います。
ビジネスの場面で、仮に、日本語を理解できる外国人から、フランクな日本語で書かれたメールを受取った際に、
『外国人なのに、日本語でメールしてきた。』と感心するのか、もしくは、『日本語で書かれているけど、稚拙な文面だな。』と思うのか。仏語圏の人は、後者が多いのではないかというのが、私の経験です。