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貴公子の求婚 (SHYノベルス)
 
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貴公子の求婚 (SHYノベルス) [新書]

和泉 桂 , 佐々 成美
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 903 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

★婚礼奇譚集 第二弾
『昨晩のそなたは、なかなかの珍味だった』
生まれてこの方一度も恋をしたこともなく、女人よりも書物を偏愛している貧乏公家の小野朝家は、
ある重大な決断を迫られていた。苦しい小野家の財政を立て直すため、結婚しなくてはならないというものだ。
愛する書物を守るため、憂鬱ながらも嵯峨野に暮らすという姫君のもとへ向かった朝家だが、
か弱きはずの姫に反対に押し倒されてしまい・・・!?
貴公子と貴公子、平安の風雅な婚礼奇譚、登場!!


婚礼奇譚集
第一弾:姫君の輿入れ
第二弾:貴公子の求婚

内容(「BOOK」データベースより)

「昨晩のそなたは、なかなかの珍味だった」生まれてこの方一度も恋をしたこともなく、女人よりも書物を偏愛している貧乏公家の小野朝家は、ある重大な決断を迫られていた。苦しい小野家の財政を立て直すため、結婚しなくてはならないというものだ。愛する書物を守るため、憂鬱ながらも嵯峨野に暮らすという姫君のもとへ向かった朝家だが、か弱きはずの姫に反対に押し倒されてしまい…!?貴公子と貴公子、平安の風雅な婚礼奇譚、登場。

登録情報

  • 新書: 271ページ
  • 出版社: 大洋図書 (2008/12/22)
  • ISBN-10: 4813011535
  • ISBN-13: 978-4813011538
  • 発売日: 2008/12/22
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 11,313位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
31 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yuki_yu 殿堂入りレビュアー トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
この著者の作品を読むのは初めてだったのですが、
この作品に関してはかなりツボ、大当たりで楽しめました。

本にしか興味のない、冴えない貧乏公家の朝家が、
家計のために渋々結婚を決意したものの、
訪ね先を間違えて姫ではなく男(!)に夜這いをかけてしまった挙句、
反対に相手から自分が美味しくいただかれてしまう(笑)という
大笑いな冒頭。
作者後書きにある通り正に「孔雀攻め」な貴公子、蘇芳(偽名)に、
まんまとからかわれ、振り回される朴念仁で鈍感な朝家が、
何だか段々、素直で純朴で、可愛らしく見えてくるから不思議です。

蘇芳の隠された正体に絡めて、朝家には朝廷の仕事上の難題が
いくつも降りかかり、
その解決がお互いの理解を深めて結びつける理由にもなって、
書物にしか興味のなかった朝家が恋を知り、
世を避けて隠棲する蘇芳が朝家への思いに心を揺り動かされたり、
あまりにもちぐはぐな二人が徐々に惹かれ合う流れが自然で、
最後の大団円まで一気に読めてしまいます。

二人の会話にさりげなく引用される和歌や漢詩、
その仕事ぶりや、詳細な平安時代の描写も、
興ざめしない程にしっかり書き込まれて、くどくないので、
上下2段のボリュームでも、読みやすい作品です。

この後の、二人の朝廷での活躍や、
幸せな結婚生活がぜひ見てみたいところ。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:新書
前作は評判がいいのは知っていましたが、ショタが全くダメなものですから読めずじまいで。
今回は念入りにリアル本屋で中身を確認したところ、佐々さんの流麗な挿絵にノックアウト。
蘇芳の美貌もさることながら、朝家の決して美人さんではない可憐さにまんまとヤラれました(笑)
口絵の朝家が、逞しい体躯の絶世の美青年だったら買わなかったかもしれません。
地味でヘタレで無垢な性格が大いに嗜虐心をソソりました。

読み進めるにつれ湧き上がる高揚感。風情ある美しい文章を読む愉しみ。
朝家の同じものを共有できる友、あるいは想い人を持つ喜びと、それを喪うかもしれない寂しさに共感しつつ、終始、微笑ましく読みました。
蘇芳も朝家も脇を固める実親も狭霧も、キャラ設定がしっかりとされているので厚みがあり、とても魅力的に映りました。
それぞれの友や想い人を、あるいは朝家の親を恋慕う深さや懸命さが端々に滲み出ていて、静かに心震わせるものがあります。

小説としてもとても良く出来ていて、ところどころに笑いのツボが仕掛けてあります。
クスリと笑みが零れる微笑ましさを秘めたもので、蘇芳によって朝家が美しく豊かに変わって行く様を、佐々さんが見事に表現されています。
美丈夫で聡明かつ裕福な蘇芳は、実にいい性格をしています(笑)朝家がとても愛らしくそれに応えるので、たいそう虐めがいがあります。
ソフトツンデレ調教(育成?)モノといったところでしょうか。
スピンオフ作品でしたが、これだけでも十分に愉しめました。
是非ともドラマCDを聴いてみたい。笛の音や衣擦れの音、そして蘇芳の艶やかな声を。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By gale
形式:新書|Amazonが確認した購入
家計が逼迫し、経済的な後ろ盾を得ようと富貴な姫の屋敷に計画性のない夜這いを決行・・・
が、行った先を間違え、隠遁中の魅力的な男に出会い、一方的に抱かれてしまい・・
という出だし。
隠遁中のこの人物(蘇芳)が何者かや、主人公の朝家にとって実はどんな因縁のある相手かは、
あらかじめ明かされています。
何も知らない朝家と、すべてを知っていて明かせない蘇芳がどんどんお互いを不可欠な存在と感じ始めるところが
コミカルながらも悩ましく展開していきます。
騙すつもりはなくても結果的に朝家を騙してしまう蘇芳の、あとちょっとだけこの関係を続けたいという気持ち、自分勝手だけれど伝わってきます。

善良で、書物に埋もれているドンくさい朝家(←ゴボウ呼ばわりされてます)、
朝家のショボさに隠れた魅力を発見して、自分だけのものにしておきたいけれど、朝家の出世を願って、つい朝家に磨きをかけてしまう蘇芳、
自らはゴージャスな魅力を持った才人の蘇芳が、注目を浴び始める朝家の動向に一喜一憂し、嫉妬もグッと抑えて見守るあたりが萌え。

朝家を支援するもう一人のゴージャスな青年貴族・実親のサッパリとした気持ちのいい友情、
実親のパートナーで華やかな美青年なのにその繊細さで朝家のビミョーな変化に目ざとく気付く狭霧、
狭霧の押し付けがましさのない控えめな問答で、朝家は自分が蘇芳に恋しているのだと認識していくのもイイです。

自分の貧相ぶりや身分の低さに尻込みしかけている朝家をみんなでズイズイっと押し上げてくれたり、そんな彼らに報いたくて
朝家も思い切りのよさで恥を覚悟でチャレンジしていくんですよねぇ、可愛いな。
朝廷の派閥や身分差なども物語の要所でおもしろく、
2段組の仕様の本がボリューム分だけ楽しめました。挿絵もイメージにぴったりです。
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