Would you like to see this page in English? Click here.

この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
貧農史観を見直す (講談社現代新書)
 
 

貧農史観を見直す (講談社現代新書) [新書]

佐藤 常雄 , 大石 慎三郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。



キャンペーンおよび追加情報

  • 【 講談社ストアはこちら 】 -累計750万部を突破した大人気コミック『宇宙兄弟』や、『のだめカンタービレ』や『ホタルノヒカリ』といった名作を次々と生み出した雑誌『Kiss』の20周年特集など今注目のタイトルや特集は講談社ストアへ。

  • 著者ページ: 著者の作品一覧や、著者写真・略歴など、著者に関する情報を満載した「著者ページ」。著者の方は、「著者セントラル」へ。



商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

むしろ旗を立てて一撥を繰り返す“貧しき農民たち”は事実か? 年貢率、生産力のデータを検証し、江戸期の「農民貧窮史観」を覆す。

飢餓問題の本質――江戸時代における在来農法の生産力水準は、近代農法と比べても決して見劣りしているわけでなはく、一定の生産力を確保していたのである。むしろ、飢餓問題の本質は、幕藩領主の支配領域が錯綜していたことになる。つまり幕藩領主の農民救済策や藩外への穀物の移出を禁じた津留などの制度上の側面、さらには輸送手段の不備、情報不足などといった農作物の流通のあり方に求められるのである。――本書より

内容(「BOOK」データベースより)

むしろ旗を立てて一揆を繰り返す“貧しき農民たち”は事実か。年貢率、生産力のデータを検証し、江戸期の「農民貧窮史観」を覆す。

登録情報

  • 新書: 177ページ
  • 出版社: 講談社 (1995/8/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061492594
  • ISBN-13: 978-4061492592
  • 発売日: 1995/8/10
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 176,135位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告

  • 目次を見る


類似した商品から提示されたタグ

 (詳細)
関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
 
(11)

 

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
「江戸時代の農民は、朝から晩まで身を粉にして働いたにもかかわらず、収穫物のほとんどを年貢として持って行かれてしまい、代官に盾突くことも許されず、常に貧しく暮らしていた」などと言う思い込みは、本書を読めば払拭出来るだろう。しかし、農政や農民生活、農業技術など、江戸時代の農業一般を述べている感が強く、「貧農史観を見直す」を言う観点が忘れられているように思う。例えば、18世紀後半以降、農民の休日が年80日に増加したケースもあるとのことだが、農村以外でどうだったのかは示されていない。また、神社仏閣への参詣や物見遊山の旅行なども活発に行ったらしいが、武士や商人と比べた場合、恵まれていたのかそうでなかったのかもわからない。つまり、その時代の中でどういう位置にいたか、他の職種の人たち比べどうだったのかが示されていないのである。よって評価は☆3つとする。豊かか貧しいかは相対的に評価すべきことだと思う。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書|Amazonが確認した購入
近世の農民は、貧しかったはずだ、貧しくなくてはならない、
そんな思い込みが歴史学界には存在していた。
それが、既存の歴史の発達段階理論から演繹される結論であった。
中学・高校でも、余剰生産物の全収奪が幕府・藩によって行われ、
農民たちは食うや食わずの生活をしていたと習った記憶がある。
もちろん、農民の生活がバラ色だったわけではない。

しかし、貧農史観という色眼鏡がかかっていたという反省が現在ではなされている。
そんな、近世農民の生活は厳然と過去に存在していたものであるが、
その過去の歴史が、現在の発見によって変化しているのである。
そんなパラダイムシフトとあわせて、近世農民の姿を知ることのできる良い入門書となるだろう。

このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By モチヅキ VINE™ メンバー
形式:新書
 二人の日本史研究者が1995年に刊行した、江戸時代の農民の実像を検討する本。戦国時代から江戸時代への移行と共に、日本社会には平和が到来し、領主と農民は耕地開発に力を入れ(御普請、普請)、小農自立の基盤をつくった。一般庶民もイエを持つようになったのは、この頃からである。乱開発の弊害が明らかになった1650年頃以降には、単位面積からの産出量を増やすことに全精力を傾ける、家庭菜園的な農耕主義が始まり、18世紀には適地適作や作付方式の高度化なども進展し、近代農法にひけをとらぬ農業生産力が創出され(飢饉は生産ではなく流通の問題に起因する)、相互扶助や資源のリサイクルも有効に行われた。また年貢村請制、17世紀までに領主の検地が原則として終了したこと、四木三草などの商品作物の栽培などを背景に、農民負担は徐々に軽減され、米価安の諸色高現象が生じた。このように、江戸時代の農民は比較的豊かで自律的な生活を送っており、農書、農耕図、歌農書などの著者も輩出している。こうした農村の姿が崩れるのは、高度成長の頃である、と本書は述べている。以上のように、本書は従来の貧農史観を批判し、具体的な事例を挙げながら、近代日本社会へとつながる、農民の豊かさ、自律性やたくましさ、知性を強調している。本書の論旨は非常にすっきりしており、平易であり、長期的な趨勢がうかがわれる点も魅力である。現代社会の在り方を見直す意味でも、現代社会の成り立ちを知る上でも、読むべき本である。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
思ったより淡々とした本
江戸時代の農民というと「年貢取り立てによって貧窮しており、一揆を繰り返す」というイメージが強いだろう。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: θ
故佐藤常雄先生が偲ばれる一冊
江戸時代の農村・農業を考察している一冊。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/30 投稿者: 重度の老け顔(やぶ医者)
具体例がほしい!
各地のいろいろなお祭りの記録を見たり民俗の本を読むと、江戸時代の日本の農村って本当に貧しかったの??という疑問をずっともっていました。この本では数値や資料を使って... 続きを読む
投稿日: 2007/12/6 投稿者: quiner
タイトルは「江戸時代の農民」とすべき
ちょっと変わった本。というのも表紙に著者が2名列記されてたので共著かと思いきや、プロローグのみ別の人が書いてる。しかもこの本、「はじめに」がないから、著者がこの本... 続きを読む
投稿日: 2007/5/30 投稿者: aya
まずは読んでから…
「貧農史観」の打破…それはこの本の主題である。... 続きを読む
投稿日: 2005/9/9 投稿者: ぬのくま
『目から鱗』の江戸のお百姓の真実
英国では今も農民=ブルジョア階級であって、労働階級の敵である。また昔のロシアなどでは農民は地主に隷属させられる「農奴」であって、まさに貧窮に喘ぐ人々の代名詞。学校... 続きを読む
投稿日: 2004/6/28 投稿者: Hiromi
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す


フィードバック