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貧困旅行記
 
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貧困旅行記 [単行本]

つげ 義春
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

若き日の九州への蒸発行。養老鉱泉の宿の、ミシミシきしむ階段とかしいだ畳。親子三人、ヤドカリを放しにいった外房の大原。薄紫色の夕映えのなか、ちらりとその姿をかいま見せ、幻のように消えてしまった旧甲州街道犬目宿。山ずまいへの断ちがたい憧れを胸に訪ねた山梨の秋山村…。ふらり、村里や宿場、鄙びた漁村や温泉宿に足をのばせば、身も心も解き放たれ、平らかな思いに満たされる。「つげ式」旅行術の深奥を明かす、紀行13篇。

登録情報

  • 単行本: 193ページ
  • 出版社: 晶文社 (1991/09)
  • ISBN-10: 4794960700
  • ISBN-13: 978-4794960702
  • 発売日: 1991/09
  • 商品の寸法: 21.8 x 15.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 466,959位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 竹の梯子 VINE™ メンバー
形式:文庫
本書にはつげ本人が撮影した写真がけっこう収録されているのだが、昭和40年代後半から50年代にかけてのモノクロ旅先スナップの風景は現在の日本ではすでに絶滅しているのではないだろうか。うらびれてひなびた景色の数々は行ったことはないけれど、どこか懐かしい。でもなぜか知っている・・・そうだ、10年前に読んだ筑摩書房から出ているつげ義春全集で遭遇した彼の漫画の世界であった。一読して発見したことは、なんとなく出不精のイメージがあったつげは日本全国津々浦々旅で巡っていることである。彼らしいのは観光地は皆無で、湯治場など渋くてマイナーなところばかり出かけているのだ。今もそれらのスポットは残っているのだろうか? 見る影もないのかも知れない。本書は漫画の方をある程度読み込んでから読まれた方が趣向が増すような気がする。
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28 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
すごいのは、一度も会ったことのない離婚歴のある女性だけれど結婚してしまえばそこに住みつけるという理由で九州へ旅立つ著者の発想である。このことにことさら云々といっているわけではないので、どうやらそういう感覚がこの人にとってはごく自然のことらしい。ふまじめである。いいかげんである。たまらなくステキだ。とてもいいくだりがある。新幹線で広島を過ぎたとき、一匹のハエが窓ガラスにとまっているのに気づいた著者は「このハエは私と同じように大阪から乗ったのだろう。するとこのまま九州へ行くことになる。九州へいったら戻ることはできない。そうしたら九州でどのような生き方をするのだろうか・・・」とぼんやり思う。つげワールドがゆっくり旅をする。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By potz
形式:単行本
失われ行く日本の田舎の風景や人々との触れ合い、著者のやや屈折した逃避願望の2つが本書を面白いものにしている。

著者は、日本全国の寂れた温泉地に赴き、老人ばかりが住む昔ながらの町並みのなか、古い旅館を泊まり歩き、ビジネスホテルなどでは味わえないような現地の人々との触れ合いを体験する。こうした古い町は、寂れた幻想的な雰囲気を醸し出す著者の漫画での風景のモデルにもなっているが、いまは失われつつあるものばかりで、著者の旅を追体験して秘湯めぐりを楽しもうかという気にさせてくれる。

また突然九州に蒸発旅行を決行したり、寂れた田舎への移住を本気で考えながら旅を続ける神経衰弱気味の著者の行動も面白く、人生には上昇志向やきらびやかな都会志向だけでないいろいろな発想があるのだと、読む者に語りかけてくるようでもある。

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投稿日: 2007/8/11 投稿者: ちゃろー
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投稿日: 2006/9/26 投稿者: mickey_elephant
さほど困窮してないなぁ・・・
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投稿日: 2005/10/11 投稿者: t23
活字版のつげワールド
奥さんとお子さんの正助君の写真も載っていて、漫画と同じで笑ってしまった、正助がバスに酔って家族で歩いて山道を下り、足にまめが出来て歩けないと言い出し、旅館では宿泊... 続きを読む
投稿日: 2005/7/1 投稿者: "skgyu87e5g6hkl6g9"
つげ義春を知らない人のためにも
タイトルのとおり貧しい人の貧しい旅行記。貧しいのなら旅行などしなければいいのにと思うけど、そこはつげ義春がウツ症状を患っており日常生活から逃げだしたいがゆえに各地... 続きを読む
投稿日: 2004/6/6 投稿者: 虚無庵
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