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貧困に立ち向かう仕事
 
 

貧困に立ち向かう仕事 [単行本]

西水 美恵子
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカに留学…経済学者から世界銀行に転身、南アジア担当副総裁となった日本女性が途上国の貧困解消と女性の地位向上のために世界を駆けめぐる。

内容(「MARC」データベースより)

アメリカ留学を経て、経済学者から世界銀行に転身、南アジア担当副総裁となった日本女性が、途上国の貧困解消と女性の地位向上のために世界を駆けめぐる。海外での生活、世界中でしてきた仕事の内容などを綴る。

登録情報

  • 単行本: 213ページ
  • 出版社: 明石書店 (2003/10/30)
  • ISBN-10: 4750318035
  • ISBN-13: 978-4750318035
  • 発売日: 2003/10/30
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 554,010位 (本のベストセラーを見る)
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 国際問題をもっと現実的な視点から見ることができる入門書, 2004/4/6
レビュー対象商品: 貧困に立ち向かう仕事 (単行本)
この本は、世界銀行で働く日本女性によって世界銀行の仕事のエッセンスについて平易な語り口で書かれた本です。

著者がどのような青春時代をすごしてきて世界銀行に興味を抱いたのか、世界銀行ではどういった仕事をしてきてどういった苦労をしてきたのか、そして貧困のさなかにある国に対する融資がどれだけの苦難の道があるのかを分かりやすい語り口で書かれていて、大変面白かったです。

特に面白かった目次を抜き出してみると、
「電灯がつくと女性が勉強できる」

「発展途上国における賄賂と電気の関係」等
こうしたことは、いずれも、「女性の解放が経済的にも必須条件」であり、一国を豊かにするための不可避という著者の信念に基づくものです。

国際問題をもっと現実的な視点から関心を抱くことができる入門書です。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 貧困と闘う著者の激しい情熱と、強い意志が伝わってきます, 2009/2/7
By 
源氏 - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 貧困に立ち向かう仕事 (単行本)
世界銀行副総裁として、主に南アジアの貧困地域のエンパワーメントに尽力した方のエッセイ。辛く大変な貴い仕事に打ち込む、彼女の激しい情熱と、強い意志が伝わってきます。

小さい頃から、世界の貧困の救済に関心がありますが、この手の分野のことを考えるたびに、日本でのうのうと過ごしている場合ではない!という焦りを感じます。そして、これは常々思っていることですが、世界全体を見渡すなら、日本のような比較的恵まれた国でちまちま医療をする意義なんて果たしてあるのだろうか、と疑問に思います。しかし、実際に最貧国を周ってみると、必ずひどい下痢に苦しめられ、こんな生活は無理だ!と思ってしまいます。長年の葛藤です。
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5つ星のうち 4.0 発展途上国の開発を考える上で、いくつかの視座を与えてくれる, 2010/12/1
レビュー対象商品: 貧困に立ち向かう仕事 (単行本)
西水氏については別著作「『国をつくる』という仕事」がありますが、
これに比べ本書の内容は、等身大の西水氏の「仕事」、さらには思想や生き方が飾ることなく記されているという点も相まって書名の通りであり、期待通りでした。

印象的だった点は多いのですが、述べられている開発論、
例えば「エコノミストとして途上国の開発を考えるとき、100年、200年の単位で考え」なんていうのは、さらっと言い放っていますが、
誰でも言えるセリフではない(言えたとしても、どこかでほころびが見えてしまうはず)。
他にも、官僚機構の昇進に必要とされがちな「寝業師」的側面ではなく、
プロフェッショナリズムを垣間見られる意見がしばしばあり、
世銀副総裁という地位が、単なる権謀術数のみで得られた訳ではなかろうことが読み取れ、思いがけず感銘を受けてしまいました。

また、第3章は演説の抜粋ですが、これも予想外にハッとさせられる点多し。
特に心に残ったのは、
・開発プロジェクトは、投資収益的に成功するかというシンプルな評価のみでなく、
・それが個人のエンパワーメント(Empowerment)、社会の枠組みの変革、政府・民間・NGO・国際機関といった多様なアクター、の中でどう位置づけられ、
・かつ、これらに対しどう良いインパクトをもたらす(し続ける)ことができるかという観点で評価されるべき、
という、一見当たり前のようだが忘れがちな、重要な視座。
改めて、そのプロフェッショナリズムに唸らされました。

ちなみに、第2章は西水氏と全く関係なく、女性職員3名の声として、
世銀の業務が紹介されています。
このうち1名の文章が、端々にプロフェッショナリズムを感じさせるそれであり、本書の中でスパイス的に効いていたことを付け加えます。
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