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貧乏人は医者にかかるな! 医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書)
 
 

貧乏人は医者にかかるな! 医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書) [新書]

永田 宏
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

2025年、日本の医者不足は決定的に!?
医者は人気の科や大都市に偏在しているのではなく本当に人数が足りないのだ。医者不足問題の本質をデータで検証し、団塊の世代が後期高齢化を迎える2025年時点での日本の医療のあり方を探る。

内容(「BOOK」データベースより)

医師不足は単に産科や小児科、また地方の問題ではない!これからは外科をはじめあらゆる科で医師の数は足りなくなる。厚労省が公開しているデータから医師不足の現状と原因を分析、団塊の世代が後期高齢期に向かう今後の日本の医療の進む方向を探る。アメリカ流金持ち優先型か、イギリス流シビアな待機型か、あるいは日本独自の道があるのか。国民が医療難民にならないための自衛策と国を挙げての解決策を提言する。

登録情報

  • 新書: 192ページ
  • 出版社: 集英社 (2007/10/17)
  • 言語 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4087204138
  • ISBN-13: 978-4087204131
  • 発売日: 2007/10/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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55 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kuronin
形式:新書
医療機関における深刻な医師不足、そして現場の疲弊、そこから逃避する医療関係者、ますます疲弊する医療現場。こうした状況はもはや地方だけの問題ではない、着実に全国に広がりつつあるという。その原因を本書は政治ミスが招いたものだと断定する。
1.医療法における人員基準(住民辺り医師数の基準)が、いまだ昭和23年策定時のままであるという立法の怠慢(しかも、医師数の最低基準を定めたはずなのに、それが標準値となり、いつの間にか「医師数抑制」を推し進めるための上限値になってしまった不可思議)。
2.厚生労働省は、「医師数は過剰、偏在だけが問題」といったん表明した手前、数字のボロが出たら65歳まででカウントしていた医師数を、いつのまにか年齢上限なしでカウントし、あくまで「医師不足でない」と言い切る欺瞞。
3.医療訴訟で医師を追い詰めることで、外科・産科など危険な分野がますます敬遠され、現場がますます疲弊してミスを誘発するという悪循環。
4.安易な救急車への通報で、肝心な患者を救えない皮肉。
などなど、医師と医療をとりまく悲痛な叫びが聞こえる一冊である。最近起きた「駆込み妊婦流産事件」で医療界を非難する論調が相次いだが、あの事件の遠因も国政のミスによって起こるべくして起こった、ということが納得できる。そしてそれは他人事ではなく、我々国民に確実に降りかかってくる、という重たい問題の所在を気づかせてくれる、格好の入門書である。
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
小松秀樹氏が「医療崩壊」を上梓してから1年余のうちに、この語句はすっかり普遍的なものとなってしまいました。
この問題では多くの好著が出ていますが、非・医師の手になるという点でユニークなのが本書です。医療界をある程度よく知っておられるが、「内輪」ではない、という透徹した眼で、日本の医療の先を見ていくと、誇張ではなくタイトル通りの未来が見えて来てしまいます。
医師の絶対数を増やさない限り、日本の医療は好転しない…著者はこの事実をクリアに提示します。しかし、日本政府は今社会保障予算と教育予算を削りつつあります。医師数基準がいかにいい加減なものかは本書にある通り。(本田宏氏も「誰が日本の医療を殺すのか」で述べておられます。)参院選直前に打ち出した医学部定員増も弥縫的な数ですし、それに伴う予算措置はほとんどないに等しい。医学教育でも医学医療でも、「最小の投資で最大の効果を」挙げるため、現場に圧力をかけるばかりなのです。厚生労働省が産科・小児科の医師不足解消策を模索するという話にしても、財務省は診療報酬全体の大幅引き下げを図るのですから、病院の人件費捻出はますます困難になり、脆弱な経営基盤の中、さらなる自腹を迫られます。医療政策がもはや論理的に破綻しているのです。
こういう現状を放っておくのは、ある意味「不作為の罪」になるような気がします。すでに遅すぎるのかも知れませんが、今ここで何らかの改変を起こさないと、患者さんは見捨てられ、自治体は破産し、医療人は現場で討死するしかありません。討死しないように「立ち去り型サボタージュ」(前出小松氏)が続々と出ているわけですが、この国の医療体制の枠内にいる以上、逃げ切れるものではなさそうです。どこで踏みとどまるのか、考える契機によい一冊だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
56 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
最近、医師不足が盛んに取り上げられるようになり、世論調査でも医師不足を実感している割合が高くなってきている。つい最近まで厚生労働省は医師は「不足」しておらず「偏在」しているとかたくなな態度をとってきていた。本書では、この医師不足を認めない厚生労働省の態度の根本原因を、各種医療統計および厚生労働省の検討会資料用いて的確に分析している。
医師不足を取り上げた書籍は最近複数出版されてきているが、大部分は医師によるもので、専門的すぎ難解であり、なかなか共感を得にくいものが多い。そういった現状の中で、医療情報を専門とする著者は、客観的に冷静に現状を分析しており、読みやすくわかりやすい。「貧乏人は・・・」というタイトルは刺激的で、敬遠されてしまうかもしれないが、本文はずいぶん抑制的に書かれており論理的な破綻もない。イギリス・アメリカの医療制度にも触れており、近い将来の日本の医療のたどりつく先について深く考えさせられる。
本文は星5つでよいのだが、タイトルで星1つ減と思う。
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最近のカスタマーレビュー
日本は今大変なことになっているのかも
日本の医療は本当は今大変なことに成っているのかもしれない。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/27 投稿者: 北の時計台
読みやすい本です
タイトルは過激ですが、きちんとデータを示しながら(データも改ざんはありません。統計でだますとかの本があるが、、、等と書かれています)解説されます。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/15 投稿者: MacUser
海外の医療崩壊事情を軽くまとめられていてわかりやすいです
医師ではない方が書かれた本です。

海外の医療崩壊事情を軽くまとめられていてわかりやすいです。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/31 投稿者: 大森 義範
ちょっと違う医療論
「貧乏人は医者にかかるな!」というタイトルは強烈です。
でも、これはアメリカでの実情を表した言葉。映画「シッコ」を見れば分かります。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/17 投稿者: mor-
医者が余っているなんて嘘です。
 人口あたりの医者の数で日本は先進国ではありません。国家は国民の
健康をはじめとする、安心と食をはじめとする安全を供給、保証することが... 続きを読む
投稿日: 2008/7/6 投稿者: 河岸宏和
医師不足は一体誰が招いたのか?
根源的命題に「医療費は抑制すべきか?」という問いがある。
病気は予防第一であり、早期発見・治療が医療費を低減する一方で、... 続きを読む
投稿日: 2008/5/29 投稿者: messer-g
医療崩壊の足音を正確に聞き取るための一冊
 本書は、国の医療政策に翻弄され運命を変えられた、医療情報研究研究者による医師不足時代の原因分析と為しえる対策の提示の書である。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/26 投稿者: 歯職人
貧乏人は医者にかかれない!
医療には金がかかる。金をかけないためには医者を減らせば良い。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/24 投稿者: neurologistsk
医療崩壊を食い止める為に
本書は、いま非常に問題となっている医師不足の問題について、様々なデータを基にわかり易く論じている。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/16 投稿者: 南コータロー
入門書
内容の割には読み易く、数字も数字も多いものの,文章を読み慣れている人なら2〜3時間で読めるのでは無いでしょうか。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/5 投稿者: bj
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