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161 人中、155人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
法人化のススメ,
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レビュー対象商品: 貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する (単行本)
以前の会社法では、株式会社は1000万円の資本金と三名以上の取締役、一名以上の監査役が必要でした。しかし、06年の新会社法では、株式会社は資本金0円、取締役一人以上で設立できるようになりました。 (この一人株式会社を著者はマイクロ会社と名付けています。) 個人業者にとって法人化は極めて大きなメリットがあり、 (1)収入を役員報酬・従業員給与等として親戚・家族に分散することができる。 (2)自宅を役員・従業員寮、自家用車を社用車にする等により、減価償却費を収入から差し引くことができる。 (3)その他、PC購入費、通信費、交通費等も実質的な生活費も収入から差し引くことができる。 (4)法人として制度融資を受けることができるため株式会社としての有限責任が保証される。 といった話をイソノ家を例にとって計算してみせます。 アメリカの類例が出てきたり、世間話にも飛んで行ったりするので、多少分かりづらくなっていますが、 要は日本における個人事業者の法人化のススメです。 結局、法人化する事業をもっていない一般サラリーマンにはあまり縁のない事かも知れませんが、 国を挙げて法人を徹底的に優遇し、アメリカ型の会社の多産多死社会を目指した法制度上の輪郭は、 改めて確認しておいた方が良いかも知れません。 なお「貧乏はお金持ち」とは個人の資産をマイクロ会社に渡すと個人としては貧乏になるが 会社を自在に使えるので事実上のお金持ちになれるという意味です。
108 人中、100人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
みんな、自由になんかなりたくない,
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レビュー対象商品: 貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する (単行本)
やる、やらないは別として、こういう考え方があるということを知っておいて損は無い。他の考え方が思いつかず状況を打開できないと思い込んで諦めるのと、知識を持っていて何とかできるかもと思うのでは大きな違いがある。 著者は、アメリカで興勢を誇るマイクロ法人は、アメリカ人が望んで始めたことではなく、日本人によって安定雇用を奪われたため、止む無く始めたことだと書く。 そして、今、日本がかつてのアメリカと同じ状況になっていると書く。 望む望まないに関わらず、マイクロ法人化を考えていかなくてはならないのだろう。 この本を読んで特に印象に残った部分はあとがきに書いてある、「人は自由になど生きたくない」という下りだ。 副業、独立、会社設立、こういうことを考えたとき、自分は何を恐れているのかよく分からなかったが、この一文で腑に落ちた。 「自由を恐れている」のだと分かった。 自分も含めて多くの人々は状況が悪化し続けても、会社にしがみつき続けると思う。 自由は恐ろしいから、、、、。 自由にならなくても生きていける(安定雇用が存在する)に越したことは無いのだろうが、もう、そういう状況ではないのだろう。 遅かれ早かれ、自由に生きざるを得ない時代になるのだろう。 そのことが分かっただけでも、本書を読んだ価値があった。 内容は申し分ないが、色々な内容を盛り込もうとして、結果として読みづらい構成になっているという印象を受けたので星一つマイナスした。
177 人中、151人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読み物としては面白いが,
By 777 (tokyo) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する (単行本)
サラリーマン個人が法人化して役員となり、かつての勤務先と委託契約を行う。その際法人として、家賃その他経費をうまく落とし、法人税を最低限にしながら、 その法人の役員として、各種控除等を利用し、報酬にかかる所得税も最低限にする。 こうして、サラリーマン時代より税金の支払いが少なくなり、可処分所得が増える。 さらに、法人としての信頼性を得ることで、超低利融資を受けられるになり、 全額損金算入可能な小規模企業共済等にも加入できるようになる。 これにより、サラリーマン時代より、キャッシュがどんどん増えることになる。 そしてなにより、こうした仕事のあり方は、会社組織にしがみつくことなく、 人間関係のしがらみから解放されることになる。 以上のような話を骨格にしつつ、会計・税務・ファイナンスの基礎が、 ダイエーやエンロンなど、非常に興味深い話を交えつつ展開される。 話としては確かに面白い。 しかし、使われているネタは、これまでの氏の著作 (特に、黄金の羽根シリーズ)にあったものの焼き直しである。 それに、正社員であったサラリーマンが、いきなり法人化して、 これまでの勤務先と委託契約を結ぶという設定は、正直、現実的ではない。 結局、額に汗することが、安定した生活への一番の近道のような気がする (日本では、人的資本への投資が一番割に合うというのは、 何かの本で、筆者が言っていた)。 税法のゆがみを活用しようとする筆者の考え方は、 出た当初は斬新であったが、現在ではやや古い感がある。 というわけで、タイトルへの期待が大きかったので、1点マイナスの4点とします。
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