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負け犬 (講談社文庫)
 
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負け犬 (講談社文庫) [文庫]

志水 辰夫
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

愚連隊と呼ばれた。
ズベ公と呼ばれた。
みんな生き急いで、駆け抜けて、死んだ。男と女の悔悟と、最後の誇り。その過去は、振り返るにはあまりに苦すぎた。
アウトローとしてしか生きられなかった男たちが、人生の分かれ道に舞い戻ったときに思い知る「時」の重さと残酷さ。柴田錬三郎賞受賞第1作となる、切ない短編集。妙な気持ちだ。
いざ訪ねてきてみると、とくべつの感傷もわいてこない。
あのころの記憶のすべてに、痛みがともなっていることを確認するくらいだ。……(本文より)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

生き急ぎ、駆け抜けてきた。そんな風にしか生きられなかった人生を振り返ったとき、確かめずにいられない「過去」が浮かび上がる。死んだ友、別れた女、振り切るようにして捨ててきた故郷。今も胸に残る思い出を頼りに、再び訪ねゆく先は…。著者の心情が最も強く投影された、抒情豊かな八編の作品集。

登録情報

  • 文庫: 400ページ
  • 出版社: 講談社 (2005/4/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062750473
  • ISBN-13: 978-4062750479
  • 発売日: 2005/4/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 697,535位 (本のベストセラーを見る)
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余情 2002/6/14
By lemonerika 殿堂入りレビュアー
形式:単行本
中高年の男性が、やんちゃだった過去を訪ねる短編集。
どの物語も、読んだ後、心にくるものがあります。まさに、余情の世界。
筆者らしく、ちょっとした情景描写さえも、緊張感のある文章が、冴え渡ってます。
後味の苦い話も多かったですが、それは、人生の苦味でしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
 人には言えない、硬く閉ざした過去。しかし一生逃れることのできない過去。そのような生き様を背負った者たちが過去のしがらみを訪れる時、胸に去来するものは何か。遠い年月を経て再会した人物は・・・。歳月を経て胸に去来する情感をややサスペンス志向で描いた短編集。
 著者は「あとがき」のなかで、これまでの短編小説に対する姿勢をやや自嘲気味に語っているが、志水辰夫は短編小説こそ真骨頂の作家だとおもう。読者の心の琴線にふれる短編小説が書ける作家である。長編小説も良いが、これからももっともっと短編小説も書いてほしい。本書は星4つ。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By I'll go to a place in the sun VINE™ メンバー
形式:文庫
初期のハードボイルドと最近の文学風路線のちょうど中間を行くような作品が多い。
帯にあるような「胸に迫る」を期待するとはずれかなと思う。
余韻を楽しむ作品ばかりでそれ相応に面白い。
「文庫のためのあとがき」で著者自身が述べているように
自由の身となった志水辰夫に期待したい。
シミタツの年齢を考えると、われわれが志水辰夫を楽しめるのもそう長くないと実感させられたあとがきであるが、それゆえ、最後はこれぞシミタツと言う長編で締めくくって欲しい。
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