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負け犬の遠吠え (講談社文庫)
 
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負け犬の遠吠え (講談社文庫) [文庫]

酒井 順子
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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第20回(2004年) 講談社エッセイ賞受賞

出版社 / 著者からの内容紹介

どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです! 鋭い分析と、ユーモア溢れる文章で、同世代の本音を描き出した超ベストセラー。国内外で話題騒然、大論争にも発展した、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞受賞作。〈文庫版特典「オス負け犬たち4人との座談会」を収録〉

登録情報

  • 文庫: 352ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/10/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062755300
  • ISBN-13: 978-4062755306
  • 発売日: 2006/10/14
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 12,721位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:文庫
ベストセラーを今更読んだ。
率直に言って面白い。辛辣なことを言っているのだけども、筆者独特
の文体がそれをユーモアに還元している。
それにしても驚いたのは、レビューの多さ(私の前の時点で432件!)。
たいていレビューが多い本は、全体的に支持されているというよりは、
賛否両論なことが多く、この本も売れた割にそれほど☆の評価は高くない。
批判的レビューを読みとおすと3つのパターンの批判があることに気付く。
A:内容がつまらない、くだらない。
B:勝ち犬/負け犬の二元論では語れない。
C:負け犬は負け犬で幸せなんだからそれでいいじゃないの!
Aは批評ではなく感想だ。ただそれが悪いわけではなくカスタマーレビュー
なのだからそれはそれで正しい。面白い/つまらないは主観の問題で、他の
人間がどう言おうと本人が面白くないと思うならば仕方ない。不快という表
現を使う人が多いが快/不快も主観の問題。仕方のないことだ。
次にBのタイプの批判だが、酒井は勝ち犬/負け犬という差異の内部でもさ
らに差異化していると私は思うのだがそれは違うのだろうか。
またCのような生き方の多様性を阻害しているという意見も目立つが、彼女自
身のスタンスは「(私も含め)負け犬であることを認めましょうよ」という
提案者だ。
しかし、BやCに対するもっとも重要な返答は酒井がエッセイストであり、
この本が新書の棚ではなく、講談社文庫の棚にある本であるということだ。
そして学知を世間一般に広く広めたいという動機で書き上げられた本ではな
い。この本が社会現象にまでなったことは彼女にとって埒外。エッセイスト
とは自分の思っていることを面白おかしく書き、それで読んだ人を楽しませ
る職業だ。だからエッセイスト酒井順子に対して正当な批判は、Aだけだと思
う。
そして私は冒頭にも書いたが面白いと思ったので4つ☆。多少、最後のほうま
でテンションが維持できていないような気がしてマイナス1。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
どんなに美人で、仕事ができても、「未婚、子なし、30代以上の女性は負け犬」と明快に定義した『負け犬の遠吠え』(酒井順子著、講談社文庫)は、類書の中でキラリと光っている。

第1に、「負け犬の遠吠え」というタイトルが秀逸である。自らが属するカテゴリーを「負け組」でなく「負け犬」と名付けた潔さ、これをタイトルとした大胆さ。このタイトルなくして、昨今のこれほどの「負け犬」論争は巻き起こらなかったことだろう。

第2に、全編に流れているユーモア精神が素晴らしい。読み終わるまでに何度も微笑んでしまったが、特に、結婚や出産だけを「女性の幸福」とする価値観に異議を唱えるときのユーモアは冴え渡っている。

第3に、未婚で働く女性に送るエールの内容が実に具体的なのが心憎い。負け犬の「多くは、真面目で知的な人達です。妥協や打算で結婚などせず、仕事上でもある程度優秀であるからこそ、彼女達はその年齢まで独身を張ってくることができた」と「負け犬存在の正当性」に言及し、「負け犬とは決して『全くモテない人』ではないということです。全くモテない人というのは、異性と接触があった時、『これを逃したらもう後は無い』と思って必死に食い付くので、えてして普通に結婚していがちなもの。対して負け犬気質の人は、若い頃から意外とモテている。質はどうあれ、言い寄ってくる人は定期的に現われるし、食事をする異性の相手にも困りません。だからこそ、『ま、次でいいか・・・』と、どんどん寄せる波を見送ってしまう」と、勝ち犬との差異をさりげなくアピールする。

その一方で、「『私は結婚できないんじゃなくてしないだけで、それでも私は毎日楽しいから十分幸せなんで、勝ち犬から同情なんかされると心外だし、むしろ私は勝ち犬の方が可哀相って思ってるくらいなんで、今さら結婚しろって言われても一人の生活が快適だから無理だって思う・・・んだけど歳をとったら寂しいかもしれないし・・・』と、もやもや考えながら生きている」負け犬に対する行き届いたアドバイスも忘れない。これらは、巻末に「負け犬にならないための十ヵ条」、「負け犬になってしまってからの十ヵ条」としてまとめられている。

著者が負け犬文学の代表として挙げている、『ブリジット・ジョーンズの日記』(ヘレン・フィールディング著、亀井よし子訳、ヴィレッジブックス)は、一読の価値あり。

著者が「負け犬と孤独」の章で共感を示している吉田兼好の『徒然草』については、高校時代に勉強した原文に再挑戦するのもよいが、この味わい深い隠者文学から人生の奥義を学ぼうとする嵐山光三郎の『徒然草の知恵』(嵐山光三郎著、講談社文庫。出版元品切れだが、amazonで入手可能)を薦めたい。
このレビューは参考になりましたか?
38 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 冬苺
形式:文庫
かつてオリーブ誌上でよくエッセイらしきものを書いていた著者。(誰なんだろうこのヒト、と思っていた)一回だけ本を買って読んだら鼻につくうえにつまらなくて、それから敬遠してましたが、この本はなかなか面白かったです。ずっと人生の勝ち組でやってきたであろう著者がはじめてぶち当たった壁のようなものが結婚、出産だったのでしょう。その挫折(?)がなければただの苦労知らずなイヤな女ですよ。うなずける部分もあるけどやっぱり根本で共感できないんだなあ。独特の「上から見下す視線」が所々見られますが、書いてある内容と本人の外見(浮ついたギャルからもっとも遠い感じ)のギャップが謎。そもそもバブルを謳歌した世代とその下の氷河期世代は同じ負け犬でもなにかが違う気がしてならない。こうしてやたら細かく分析していられるのは余裕があるからでしょう。「負け犬・勝ち犬」もやがて死語になるのでは。(あ、もうなってるか)
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最近のカスタマーレビュー
今更ですが
あ〜あんな本もあったね〜。騒ぎになったね〜。という事で今更読んでみました。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/27 投稿者: はつね
これは読めました。
これまで著者の本とは余り相性がよろしくなかったのですが、これは読めました。少子化問題で、女性の未婚者が増えた、というところから話が始まっているのかな、と思います。... 続きを読む
投稿日: 2009/11/15 投稿者: 街道を行く
障害者が声を出して泣いた
こどもが産める、ある程度の結婚資金もお持ちの作者が、ご自分の生き方を自慢げにタラタラと述べているだけです。そして、本当にこどもが産めない障害者や病人などの社会的弱... 続きを読む
投稿日: 2009/10/5 投稿者: 甲賀あさぎ
勝ち犬の立場から。
私は勝ち犬である。
実際、「勝ち」の方に分類されて、悪い気がしなかったのは確かである。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/2 投稿者: ぴこ
差別用語を作った本
発売された当時もの凄い話題になった本ですが
やはり年月がたってこの本の価値を聞かれた場合、昔程はぶり返さない。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/7 投稿者: ミチロウ
涙無くしては読めない本です。
... 続きを読む
投稿日: 2009/2/3 投稿者: OKwave
良薬はいとおかし
2004年の流行語大賞トップ10入りの「負け犬」、30代、非婚、子なし女性を指す言葉、
その出展元がこの酒井順子著「負け犬の遠吠え」である。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/22 投稿者: juran-22
読む価値無し!!!!!!!
この本は読む価値無し。
つーか負け犬っていう差別用語を生んだ本でもあるし、
著者独特の上から目線の語り、... 続きを読む
投稿日: 2008/8/8 投稿者: 悦子
楽しんで読めました
・得てして負け犬はすごく繊細な生き物なので、これを読んだ勝ち犬は今後負け犬の友達に会った時には鈍感なことは言わないであげてほしい... 続きを読む
投稿日: 2008/4/2 投稿者: ハル
不倫をすると負け犬になるよ
著者によると「負け犬」とは「未婚、子なし、三十代以上の女性」のことを示す。そして「勝ち犬」とは「普通に結婚して子供を産んでいる人たち」。また「未婚で子なしで三十代... 続きを読む
投稿日: 2008/1/6 投稿者: イサーン太郎
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