「風のガーデン・貞三先生の花言葉」(倉本聡 エフジー武蔵 1300円)をやっと入手した。
花言葉(Floriography)は、花言葉辞典とかにいろいろとあるが、どうもピンと来ない。
1つの花に幾つもの花言葉があるのも迫力を弱める。
これは民族によって国によって、いろんな故事来歴を踏まえた花言葉があるのに、わが国ではそれを知らないまま言葉だけを羅列した結果であろう。
加えて姿、形、色、香りなどから連想される花言葉もある。国によって色も香りも異なる場合が多い。
特にギリシャ・ローマの神話や聖書の物語と花との関わりから由来した花言葉は、日本人にとっては理解不能だ。
さすが倉本聡である。そんな引っ掛かりはすべて捨てて、まったく勝手気ままに花言葉を作り上げた。
土台にハンデキャップの少年ガク君と大天使ガブリエルの掛け合いという舞台設定があるから、実にドラマチックに花言葉を作り上げた。
ただ<フリーに花言葉を作ってみよう>だけでは、こうは作れなかっただろう。
この本にはそれが365個も並んでいる。