清水氏の素直で分かりやすい文章はぐいぐいと読者を引き込こんでいく。
明石氏の日露戦争を勝利を導いた対露活動は、陸軍10個師団に匹敵する戦果を上げた。
また、日韓併合、台湾でも大きな功績を残した。
なぜ明石氏はできる男だったのか、
明石氏は国を愛し、国家のあるべき姿を見据えつつ、正しく状況判断を行ない、理想に走らず現実的な手立てを考え、時には耐え、誠実にこれを実行できたからこそと思う。
ありし日の日本には、あたりまえのようにいた「大人」の生き様を感じました。
傲慢でワガママ、現実が見えず自信満々で見当はずれな提案をし、それを指摘されると
すぐにへこんで立ち上がれなくなる…未熟な「おとな」に読んでもらいたい。
この本には大人になるヒントが隠れています。