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豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日
 
 

豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日 [単行本]

黒田 恭史
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

平成2年~4年にかけて、大阪北部の小学校で、豚の飼育を通して教育を考え、命を見なおそうとした実践が展開され、話題となった。教育の現場で「命」をどのように教えることができるのか、経験させることができるか―。本書は、答えを求め続けた900日間にわたる「命の授業」の記録である。

内容(「MARC」データベースより)

平成2年から4年にかけて、大阪北部の小学校で、豚の飼育を通して教育を考え、命を見なおそうとした実践が展開され、話題となった。答えを求め続けた900日間にわたる「命の授業」の記録。

登録情報

  • 単行本: 190ページ
  • 出版社: ミネルヴァ書房 (2003/06)
  • ISBN-10: 4623038335
  • ISBN-13: 978-4623038336
  • 発売日: 2003/06
  • 商品の寸法: 20.8 x 15 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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183 人中、144人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この実験授業についての情報量は当時放送されたテレビのドキュメンタリー番組が圧倒的に多い。そこでわかるのは、この授業が当初からテレビカメラの前で、つねにカメラを意識しておこなわれていたということだ。つまり、世間に対して、大胆で実験的な教育を行っている熱心な教師、それに応えている生徒たちを教室においてドキュメンタリー化すること。これがこの実験授業の目的だ。

目立ちたがり屋の若い教師とカメラを意識して、知らず知らず演技してしまう子供たち。

他の書評にもあったが、この先生は、「命の大切さ」と「食物の大切さ」を混同している。しかも意図的にだ。この混同を生徒たちに押し付ければ、生徒は混乱することが目に見えている。そして、その混乱を実験授業の目玉としてカメラに記録することを計画している。

他の農業教育などと同じく、純然たる「食肉教育」として行うのであれば、通常半年か1年で食肉化されるわけだから、そのように計画し、実行しなければならない。情が移らないように複数頭が理想だろう。それを一頭だけ、ずるずると3年も飼い続け、ペットとしての豚に情が移るようにしむけた。そういう土壌がないと食肉化と子豚の命の葛藤に悩む子供の絵は撮れない、スキャンダラスな実験授業は演出できない。

結局、3年間も飼い続けることになったのは、子供たちがペットとしての豚を到底殺せなくなって、持て余したことを意味している。2年目で強引に殺せば、子供たちから恨まれる。教師は総スカンを食らう。安易に許可した学校側としてもテレビ局が入っているから世間の目を気にして介入できない。3年持ち越しになり、体重300kgにもなった豚飼育というやっかいな問題を処分するとしたら、子供たちと分かれる卒業期がよい。こうしてこの問題は処理されたわけだ。

食肉センターに移送されたことになっているが、疑問なのは、こうした衛生状態もわからない素人の飼育した豚をプロが受け入れるのかということだ。この豚を解体した食肉が出荷されたとは到底考えにくい。食肉を学校側が引き取ったのか、食べたのかどうかもわからない。単に保健所で薬殺されるかわりに、センターに屠殺を依頼しただけではないか。食肉センターだから肉が無駄にならなかったということはない。

結局、この先生とテレビ局のやったことは、命の大切さどころか、動物の命と子供のこころをもて遊ぶ危険な行為だったのではないか、たかが子豚一匹だから、子供相手の授業だから俺さえ目立てばそれでよい、あとはどうなろうと構わないという安易な考えが当初からあったように思える。
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170 人中、131人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
どうだろうか 2008/10/28
形式:単行本
「Pちゃん」と名前を付けた時点で情が沸くだろう。
野生動物だって情が沸いたものを食べる事はしない。
食べ物と認識しているから食べるのだ。

食べ物が大切なのはそれが貴重なものだからであり、命を大切にすることとは違う。
命を大切に思う気持ちを教えるならば、天寿を全うするまで飼い育てる体験をすること。
食べ物を大切にする事を教えるならば、食べ物を得る事の苦労を体験させることだ。

なぜこの先生はそれを混同して実践してしまったのだろう。

情が沸いたものを殺す、という経験は心に傷を残すかその行為に慣れてしまう恐れがあると思う。
このレビューは参考になりましたか?
219 人中、162人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この子たちも同じであるが、動物をかわいがって飼育している子たちは、皆「一番嬉しいのは動物が良い糞をしたとき」と言う。可愛がっている動物は子ども達にとって「我が子」になる。この本には、我が子を殺すことを決定させられた子達の様子と、予想外の子ども達の反応にとまどう教師が書かれている。子どもの中には、これをきっかけにもう本気で何かを愛さなくなった子がいたかもしれない。事前に動物と人の関係の専門家に相談して方法の検討が必要だったろう。この本には、やるべきではないトライ&エラーが書かれている。
肉にする豚に名前をつけてかわいがる養豚家はいない。食育と「我が子」と混同してはいけない。
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私はこの試みを
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投稿日: 2009/5/2 投稿者: 長
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投稿日: 2008/11/30 投稿者: うみおよ
子供と一緒に語り合える意義深い本です
子供にせがまれて映画を見ました。
人の死に直面したこともない子供にとっては、... 続きを読む
投稿日: 2008/11/21 投稿者: 思い出トランプ
殺さなきゃ学べない命ってなんだ?
映画化ということで、先日著者が当時を振り返ってインタビューを受けていたが「今でも決断が正しかったか分からない」と言っている。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/5 投稿者: 4 to 0
命の大切さを考えさせられました。
読みながら子ども達の一生懸命さに
心打たれて、泣いてしまいました。
私がもしもこの授業を受けたら、... 続きを読む
投稿日: 2008/11/1 投稿者: シロクマ
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