内容紹介
耳から心の膜をすっと通るような美しい音色、終わると突然、明日の力が溢れていた。
ロバート・キャンベル(東京大学教授)
・ジャンルを超えて各界での頂点を極めているアーティストや、様々な楽器とのコラボレートを積極的に行い、尺八の新たな魅力を拓く活動をしている藤原道山。2010年でデビュー10周年を迎えます。
その記念アルバムとして、現在邦楽界の第一人者で、道山の恩師である重要無形文化財保持者(人間国宝)の尺八奏者 山本邦山の作品を収録した作品集。
・山本邦山は、都山流尺八の第一人者で、従来の尺八の楽曲に留まらず、ビッグバンドジャズや、クラシック
オーケストラとの共演を展開しており、音楽造詣の深さは他の追従をゆるさない世界のアーティストとして
知られています。また演奏のみならず約160曲もの作品を手がけています。
・本アルバムは、その邦山作品の中から、様々な編成による楽曲を収録し、スペシャルゲストとして、また監修者
として山本邦山も参加しております。
・特にその中でも、邦山・道山による尺八二重奏曲「対動」「竹」は、聴きごたえのある楽曲で、現代の
日本音楽の中でも名演奏として残るにちがいありません。
アーティストについて
10歳より尺八を始め、人間国宝 山本邦山に師事。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業、
同大学院音楽研究科修了。在学中には、御前演奏を務める。2001年アルバム「UTA」
でCDデビュー。以来、「空-ku-」<千住明プロデュース>、トラディショナルアルバ
ム「壱」、J-POPカヴァーとオリジナル曲での構成「かざうた」<武部聡志プロデュース>、
「響-kyo-」<藤原道山×冨田 勲>、日本の四季をテーマにした「故郷~日本の四季」、
「天-ten-」10th Anniversary Bestをリリース。これまでにソロアルバム含め計12枚の発表となる。並行して、様々な可能性を求め、坂本龍一、ケニー・G、野村萬斎、ウィーン・フィルメンバーに
よるスペシャルアンサンブル、チェロの古川展生、ピアノの妹尾武と組んでいるKOBUDO-古武道-などのアーティストとのコラボレートを積極的に行うなど、ソロ以外でも活動。また松竹映画・
山田洋次監督・木村拓哉主演『武士の一分』では、ゲスト・ミュージシャンとして音楽に参加。
常に既成の尺八イメージを変える自由な発想で、舞台音楽制作、アルバム制作、コンサートツアー等を計画、原点とオリジナリティを追求しながらもジャンルを超えた音楽活動を展開している。
監修:山本邦山(重要無形文化財保持者)
解説:小島美子(国立歴史民俗博物館名誉教授)