リジューがディオデイト家の跡取りとなって、二年が経過した。
そして迎えた、護樹騎士団・入団選抜競技会の日。
しかしそこには、政治的な思惑も見え隠れしており――というのが概ねの展開。
前回まではひたすら戦闘でした。今回も戦闘しているのですが、そこにさらに政治的な駆け引きというか、やりとりがプラスされている感じです。ホント余計な物言いとか難癖付けが多すぎる…
そしてようやく、リジューにも味方ができそうです。
父が爵位を買ったことにより貴族になった元大商人の息子ジャン・ルイ、味方といえるかどうかはわからないけれど、唯一の女性参加者であるビアン、そして二年ぶりの再会を果たしたヌーサ・クロウ。
彼ら三人と関わっていくことが多そうな感じがします。
ボロボロの守護騎で試験を乗り切れるのか、いやらしいまでの政治的なやり取りを黙らせるような形で合格できるのか、そして何よりも、リジューの正体がばれやしないだろうか。そんな感じでキャラたちと共にハラハラしながら読んでいました。
そして、ようやく世界観についての説明もなされるようになり、それに加えてなにやら不穏な空気が。ここまでの4巻(特に3巻までは)は、壮大な物語のまだ序章でしかない気がします。これからどうなっていくのか。続きが気になるところです。