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その管理官は収賄で東京地検に事情聴取されながらも逮捕を免れ、退官するまでノンキャリアとして順当に“新設”された管理官ポストを“横転”した。
警察の裏金は私個人的には必要だと思われる。
公安の場合、上質な協力者を確保し、運営するために金員の譲渡は必要不可欠なものであるからだ。
また、捜査の迅速かつ効率的な進行を促すため、または士気を高めるために捜査の部署でも一定額をプールする必要があるだろう。
しかし、現状では戦前の旧内務省から連綿と続いてきたであろう悪弊、即ち警察官僚を頂点とした、幹部のみがその出納を把握し、不正に流用していると言わざるえない。
都道府県警によって、裏金を指す隠語は相違すると言う。
公安・治安維持の為の使用なら首肯出来るが、明らかに不誠実な裏金は決して許されるものではない。
連日の報道や本書を読んで、憤りを感じる人は善良な市民だろうが、その意図するところと、実際の使用の差異こそをもっと鑑み、義憤すべきだろう。
裏金のない組織、全てを公開出来る組織が健全というわけでない。
特に警察機構ならそうだろう。
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