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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
著者の身は大丈夫なのか ?,
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レビュー対象商品: 警察内部告発者・ホイッスルブロワー (単行本)
著者は元北海道警察釧路方面部長。退官後、道警の裏金に関する告発会見を行ない、ある意味有名になった。その著者が警察・検察の腐敗ぶりを明かした勇気ある告発の書。まず"捜査報償費"という言葉がキーワードになっている。これは捜査に協力した方に与える報償の事。問題になったのは、宮城県のオンブズマンの情報公開要求が県警の捜査報償費に及んだのがキッカケ。実態が無かったらしく、県警は内容を明らかにできなかった。一時言われたカラ出張と同じく、カラ捜査報償費で裏金を作っていたらしい。これだけでも情けないのに、宮城県知事が捜査報償費の執行を停止したのに対し、警察庁長官が言語道断と批判したらしい。言語道断なのはお前達だろう ! 使われているのは税金なんだぞ ! そして、裏金を作っているのは下層部で、使っているのは上層部らしいのだ。腐敗ここに極まれり。 北海道警察に対する監査結果では、カラ捜査報償費やカラ出張で作った裏金何と5億円。1万1千人の全職員中、3000名が処分の対象。監査の効果があったと思いきや、最も重い処分が停職1ヶ月で、殆どが口頭注意だけだったそうだ。一般社会なら、"業務上横領"で首だろう。身内に甘い体質が良く出ている。 この他、良く言われるキャリアとノンキャリアの問題等書かれているが省略しよう。他の警察告発本を書いた方が起訴されたという話を聞いている(もっとも権力闘争に敗れたその本の著者が私怨で書いたという話もあるが)。著者の身は大丈夫であろうか ?
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
警察キャリアに断罪を与えましょう,
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レビュー対象商品: 警察内部告発者・ホイッスルブロワー (単行本)
警察キャリアが行っている税金搾取の実態とその恩恵を受けた本人が公開した懺悔の書。多分、警察だけではなく、消防、自衛隊、矯正(刑務官)、ほか、あらゆる公務員でも実際起きていると疑えるし、似たような話も聞いています。そのあからさまな犠牲者の一人が稲葉元警部であると思います。 曽我部司氏の「北海道警察の冷たい夏」もあわせて読むことを薦めます。 実のところ「警察も、ヤクザもおなじだ」と言うことが明らかになっただけのかも知れません。 それにしても、警察キャリアの卑しさは、怒りを超えて、哀れですらあり、最近の政治家、公務員の金への汚さには、虫唾が走る思いです。 また、この報道を行わない、全国TV、新聞も、同罪と断ずることができます。 昨今、ジャーナリズムの危機を叫ぶ、ジャーナリストも多いですが、いかに、似非ジャーナリストが多いかもこの一点から良くわかります。 ぜひ、正規購入して、一読を。それが、現場の警察官の側面支援になります。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
著者自身批判されるべき側にいたので星一つ減。,
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レビュー対象商品: 警察内部告発者・ホイッスルブロワー (単行本)
元北海道警察釧路方面部長である著者が綴った懺悔の告白書。知らない人は知らない警察の恥部の数々を赤裸々に語っている。 軍隊に例えると分かりやすいのだが、著者は敵の軍艦を沈めたり、敵兵を多数葬ったりというよりはそのほとんどを内勤幹部として平穏な事務処理仕事を勤め上官の機嫌を損ねないように減点主義の陥穽を潜り抜けノンキャリアとしてはほぼ最高のポストを獲得した人である。 実際に現場で命を張っていたのではなく、どんな馬鹿な上司の命令であってもそれを反対することもなく現場に押し付けていたというスタンスの人だ。(反対すれば左遷降格の憂き目にあっていただろう) 退官、そして年金を確保してからの行為とはいえ、個人的利益の観点からすればマイナス 面のみ多いかつて美味い汁を吸っていた人間としての告白は大変な勇気、そして各個たる信念が要ったであろう。その決断には素直に敬意を表したい。 警察組織の最大の問題点はキャリアを含めて幹部に対するチェック機能が全く働いてないという1点に尽きる。他省庁にはいる”大臣”という重しも警察にはないためシビリアンコントロールといった言葉もここでは意味を持たず実態は全く野放し状態にあるといってよいのだ。 著者自ら署長時代、検挙統計の数字の操作をしないでありのままを公表しろ、と言ったことがこの本の中で紹介されているが、そのようなことが警察には”出切る”のだということを我々は常に念頭におきながら統計情報を受け止める姿勢と意識を持つ様に心がけたいものだ。 声なき現場の捜査員の為のより良い環境整備と警察力の向上の為、また国民の信頼を回復する為にも原田氏には今後も精力的に活動し続けていただきたいと心からそう願わずにはいられない。
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