本書の監修者の黒木 昭雄氏は、「1976年警視庁採用。23年間の在職中に警視総監賞を23回受賞。1999年、荏原警察巡査部長を最後に依願退職。以後、ジャーナリストとして活躍中」とのことです。
なかなか優秀な現場警察官だったのでしょう。
本書は、「警察の世界のお約束―知られちゃマズイ!?」のようなどことなくうさんくさそうなタイトルですが、警察官の実情について、きちんと伝えようとしている、まじめな本だと思います。
あまり警察活動に知識のない人にとっては参考になる部分も多いと思います。
しかし、(a)記述がオーソドックスすぎてやや退屈なこと、(b)「普通では知られていないことが書いてある」という要素がない、(c)この程度の常識的なことであれば警察OBでなくても書ける、ということから、やや物足りない印象があります。
やや平凡な印象がある本ですが、まずまずの内容の読んで損はない本と思います。