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謝罪代行社 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
 
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謝罪代行社 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫) [文庫]

ゾラン・ドヴェンカー , 小津 薫
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

ハヤカワ・ミステリ・リニューアル1周年&ハヤカワ・ミステリ文庫創刊35周年記念作品。ドイツ推理作家協会賞受賞作。 現場に着いたクリスが電話をすると、依頼人は死体に謝罪し、それを録音して送れと告げた。死体を始末するよう指示もしていた。拒否はできなかった。家族に危害を加えられるからだ。こうして彼らは殺人事件に巻き込まれ、さらに不可解な事件が起きる。そして、彼らを悲劇が襲う! ひたすら車を走らせる「わたし」とは誰か? 女性を殺した「おまえ」の正体は? 謎めいた行動をする「彼」とは?

内容(「BOOK」データベースより)

現場に着いたクリスが電話をすると、依頼人は死体に謝罪し、それを録音して送れと告げた。死体を始末するよう指示もしていた。拒否はできなかった。家族に危害を加えられるからだ。こうして彼らは殺人事件に巻き込まれ、さらに不可解な事件が起きる。そして、彼らを悲劇が襲う!ひたすら車を走らせる「わたし」とは誰か?女性を殺した「おまえ」の正体は?謎めいた行動をする「彼」とは?技巧を凝らした驚愕のミステリ。ドイツ推理作家協会賞受賞作。

登録情報

  • 文庫: 316ページ
  • 出版社: 早川書房 (2011/8/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4151792023
  • ISBN-13: 978-4151792021
  • 発売日: 2011/8/25
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 349,854位 (本のベストセラーを見る)
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By cocolo
謎で始まり、ジグソーパズルを一つ一つはめていくようにその謎が少しずつ少しずつ姿を現していき、最後の最後でようやくすべてがわかるという犯罪小説。「謝罪代行社」という会社を立ち上げた4人の若者が依頼人の頼みで出かけた場所は凄惨な殺人現場だった。否応なく事件に巻き込まれ、翻弄される4人。

‘わたし’が誰で‘おまえ’が誰なのか。とある事件の‘before’と‘after’、様々な人物の視点と全体を把握している‘わたし’の視点とが入れ替わり立ち代わり描かれることで同じ場面を別の人物の感覚器官と頭脳を通して読者は知ることになり、それが非常に面白い造りになっている。

そして、どの人物も過去に苦しみや葛藤を抱えていて被害者でありながらも加害者でもあるという現代の複雑な犯罪事件を細やかに描いていて秀逸。文章が短くて読みやすく、場面転換が速いので映画のような趣。若者に働き口がないという社会問題や、市民がアジア食材をふつうに買ってきて調理するというベルリンの生活がさらりと登場するのも興味深かったが、一つの犯罪の背後に陰湿な別の犯罪が潜んでいるという幾重にも多層化された現代社会の闇が描かれたドイツ・ミステリーの秀作。

謝罪代行社 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
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