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無宗教の日本人である私が、基督教を信心する中国人の章には正直言って動揺した。深くを知らずとも、学生時代チッポケにも関わった事のある一宗教だった。著者の母校の影響がやはり、そこに少しはあったのか是非知りたいところでもある。そして、男前かつ女らしい彼女の優しい目線が、この作品の一番の魅力である事は言うまでもない。
それにしても中国人は本当にバイタリティーにあふれていて元気だ。商売熱心でがめつく、初対面の人に対しては無愛想だが、一度親しくなると家族の一員のように接してくれていろいろと助けてくれる。中国の南方を旅した著者はそれぞれの地で出会ったたくさんの中国人の生きる姿を通して、人間が生きるという営みはそれ自体が尊いものだということを教えられたと語っている。彼女が知り合ったのは皆どこにでもいる普通の人々だけれど、それぞれ人生のドラマがあり、毎日を必死で生きているのだ。
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