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講義刑法学・総論
 
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講義刑法学・総論 [単行本]

井田 良
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 4,095 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

行為無価値論の立場からの本格的体系書。学説や判例に加え哲学・思想など刑法理論の源流まで視野に入れ、現代の刑法学を展開する。難解といわれる総論を扱いながらも、各論的な議論を巧みに挿入し、わかりやすい言葉と具体例を駆使した叙述で、深い理解へと読者を導く。

内容(「MARC」データベースより)

行為無価値論の立場からの本格的体系書。学説や判例、哲学・思想など刑法理論の源流まで視野に入れ、現代の刑法学を展開。難解といわれる総論を、各論的な議論を挿入し、平易な言葉と具体例でわかりやすく解説する。

登録情報

  • 単行本: 590ページ
  • 出版社: 有斐閣 (2008/12)
  • ISBN-10: 4641042551
  • ISBN-13: 978-4641042551
  • 発売日: 2008/12
  • 商品の寸法: 21.2 x 15 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
行為無価値の雄、井田先生の待望の体系書です。
ドイツの判例学説を多く取り入れたうえで、行為無価値の立場から一貫して記載されています。
自説が述べられている部分では、必ず判例通説の丁寧な解説もなされているので、判例通説で一貫した理解をすることもできます。
なお、井田刑法学の独自の主要なアウトラインは以下のとおりです。
1 行為論については目的的行為論に立つ
2 構成要件は違法(不法)類型であって、責任類型ではない
3 違法性の実質は行為無価値が主であり、結果無価値は従である
4 違法性阻却事由については消極的構成要件理論にたつ
5 故意(過失)は構成要件的故意のみを認め、責任故意(過失)を認めない
6 緊急避難は責任阻却が原則であり、著しく保全法益が侵害法益を上回る場合には違法性阻却事由となる(二分説)
7 制限責任説にたつ
8 承継的共同正犯理論を否定する
9 過失の共同正犯は同時犯に解消する(過失共同正犯の独自の意義を否定する)
繰り返しになりますが、上記の特徴に臆する必要はまったくありません。全論点にわたって判例通説の解説はしっかり丁寧になされており、むしろ上記井田説との対比のなかで、判例通説の理解も深まりました。また、過失論や、過失行為と緊急行為などの解説部分は、過失に苦手意識がある方にこそぜひ読んでいただきたい簡潔にして要を得たとくに秀逸な記載だと思います。
目次、索引を除き567頁。
刑法を学ばれる方には、行為無価値刑法学の理解のためにぜひ一読されることをお勧めしたい一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 司法試験レベルで井田先生の学説をまとめて読もうと思うと『刑法総論の論理構造』がありましたが,こちらは基本書ではなく参考書としか使えませんでした。
 本書は刑法総論の分野を広くカバーしており基本書として使えますし,何より「講義」刑法学という名称にふさわしく,頭から通読しても大変面白く読める本です。
 学生・司法試験受験時代から山口先生の学説で勉強してきましたので結果無価値論の考え方が頭に染みついているのですが,本書での井田先生の論述はわかりやすく,また,説得的であり,初学者時代にこちらで勉強をしていたら行為無価値論の信奉者になっていたことだろうと思います。
 山口先生の刑法総論と両方読むと,双方の理解もより深まるのではないかと思います。
 これからの刑法初学者にはぜひお薦めしたい良書です。
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
さすがです!! 2010/2/25
形式:単行本
井田先生は、とても説明が上手いです。
例えば、違法性は「エンジン」部分で、責任が「ブレーキ」部分だと比喩されます。
そればかりか、共犯に関する一事例を説明するために、ハウルの動く城の「カルシファー」を登場させて説明されます。
本書は、厳密には体系書ではありません(はしがきより)が、刑法総論を理解したいと思う方々のために、極力自説の展開を避け、判例・通説の見解を最優先に掲げます。その上で、発展的・井田的見解については、脚注なり、小文字なりでフォローしてあります。
最初に述べたような具体例や、学習者のための配慮があるから、分かりやすいんです!!さすがなんです!!
「のぼりきった後には投げ捨てねばならない(はしがきより)」井田本になるのでしょう。
いつかは投げ捨てたいものです。
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