超常現象を懐疑的に調査する集団、ASIOSによる超常現象の謎解き本の2冊目。
前作に引き続き、世界各地で起こった(とされる)不可思議な現象を
調査し、合理的に検証している。
前作は、ASIOSが「超常現象を最初から決め付けて否定したり
肯定したりはしない団体ですよ」ということを知ってもらうためか、
書き方が若干慎重だった。すなわち、多くの人がすでにウソであると
わかっている事例に対しても「真相はどうなのか?調べたらこうで、結果はウソでした」という
書き方だったのに対し、本書では「この事例の真相はウソである、
なぜなら調べたらこうだったからだ」と結果を先に書く書き方が多く見受けられる。
そのため、超常現象に肯定的な人からしてみると「何が否定も肯定もしないだ。
最初から否定してるじゃないか」と思われるかもしれない。
しかし、これは調査をした結果「ウソ」だとわかったのであり、調査の出だしは
あくまでニュートラルであることには変わりがない。このことは前作および本書を読めばわかる。
収録されている事例自体は、前作が有名な事例を多く取り上げていたのに対し、本書では
若干マニアックな事例を取り上げる比率が増えている。が、知らない事例だからといって
つまらないということはなく、こんな興味深い事例があって、結局真相はこうだったのかと
楽しく読むことができる。前作を楽しめた方は、迷わず本書も購入することをお勧めする。