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謎解きの醍醐味: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)
 
 

謎解きの醍醐味: ベストミステリー短編集 (光文社文庫) [文庫]

鮎川 哲也
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

鮎川哲也の短編ベスト選集第3弾。代表作「人買い伊平治」ほか、自薦他薦を含め珠玉の短編や未収録傑作を収録。

内容(「BOOK」データベースより)

丸高物産に勤めている曾根俊平が二十五歳の独身女性と情死した。曾根から、自分が「離魂病」かもしれないと相談を受けていた推理作家の杉は、その死に疑問を持ち調べ始めた―(「離魂病患者」)。短編の名手でもある鮎川哲也の傑作を集めた第二弾。鬼貫警部など有名探偵は出ないが、探偵役となる人物たちが事件の謎を見事に解く、ミステリーの醍醐味が詰まった一冊。

登録情報

  • 文庫: 346ページ
  • 出版社: 光文社 (2011/10/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334763154
  • ISBN-13: 978-4334763152
  • 発売日: 2011/10/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 139,543位 (本のベストセラーを見る)
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巨匠・鮎川哲也の短編7編集めたもの。
・離魂病患者、夜の断崖、矛盾する足跡、プラスチックの塔、塗りつぶされたページ、緑色の扉、霧笛

基本的にシリーズキャラクタは登場せず、単独の短編の形をとる。どれも面白いが、個人的には冒頭収録の「離魂病患者」がお気に入り。トリック的には微妙だが、事件に関係する人物描写が巧みで、短編ながらどっぷりと作品世界に浸かれるという楽しみがある。さらに最後の最後に驚きの仕掛けも。本当に楽しませてくれる作品だ。

「塗りつぶされたページ」は、なんだかどこかのアンソロジかなにかで読んだことがあるような既視感がある(が、ちょっと思い出せない。特に上田交通の電車が出てくるあたりとか)。これも、丹念に謎を追いかけていく過程の描写に現実感があるあたりがよいと思う。当時ならではの社会風俗を垣間見れるというのにも、副産物的な楽しさがあるのだ。

ともかく本格好き、鮎川好きなら読んでおいて損はないでしょう。
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