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文の意味、という副題が良く分からなかったが、読み進むうちにその意味が分かるようになった。たとえば、a.John sent mary a letter. という文と、b.John sent a letter to Mary. という文、学校では同じ意味と教えられ、盲目的に書き換え問題をやらされた記憶がある。ところが、この文は、微妙に意味が違うらしい。a.ではメアリーが手紙を受け取っているという意味なのに対して、B.は必ずしも受け取ってはいないというニュアンスだそうだ。このような英文の微妙な意味の違いが色々な構文で紹介されている。マクドナルドの宣伝のI'm loving it. というコマーシャルを聞いて、いつも不思議に思っていましたが、このような用法をネイティブは良く使い、時と場面によって使い分けていることがよくわかった。
英語で文章のやり取りをする人とか、ネイティブの言っていることが、学校でならったことと違うと悩んでいる人には特にお奨め。
また、私自身「推理小説を読むような面白さ」というキャッチ・コピーにつられて買ってしまったが、普段、仕事などで英語を使ってない人も、楽しく読めると思う。
この本の中で彼らは、読者と疑問点を共有し「なぜだろう」という気分
をきちんと作り上げる点を心がけているようです。正しい疑問が立てら
れれば、答への道筋はつけられたようなものです。あとはその道筋をい
かに提示するかが焦点となります。著者たちは、納得のいく根拠(事実)
を積み上げながら、それを巧妙に一般化し、タイムリーに最初の疑問に
あてはめます。こうしていったん構築されたルールは、それが反証可能
なルールである限り、まさにそれを反証するデータが出てこない間は、
ルールとして有効となります。こうした文法の構築作業は、従来のルー
ル押し付け型の英文法と違って、とてもスリリングで、かつ納得できる
ものです。また、反論を考えるという批判的な読み方も許されると思い
ます。
ただ、この本で扱っている文法事項が受身文、使役文、分裂文など、
かなり高度な直感を必要としていて、その関係で、前作に比べるとやや
わかりにくい内容になっていると思います。この手の言語学的な分析手
法に興味がない人には、細部まで理解するのが難しかったかもしれません。
それでも、頑張って読めば、知的好奇心を刺激されるだけでなく、英
語に対する理解がいっそう深まることは間違いありません。専門家の間
でなされていた言語分析が一般人のもとにやっとおりてきたのかなという
感じがします。英語の教師ならば、読んで損はないと思います。
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