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謎物語―あるいは物語の謎 (角川文庫)
 
 
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謎物語―あるいは物語の謎 (角川文庫) [文庫]

北村 薫 , 謡口 早苗
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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単行本 --  
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商品の説明

内容紹介

愛すべき謎の物語
物語や謎を感じる力は神が人間だけに与えてくれた宝物著者がミステリ、落語、手品、読書など、身の回りにある愛すべき物たちについて語るエッセイ。

内容(「BOOK」データベースより)

幼い頃から親しんできた物語。そこでは、空飛ぶものにも、水を潜るものにも、植物さえにも、なることが出来る。とりわけ謎物語が好きだと言う著者が、落語、手品、夢の話といった日常の話題を交えながら、謎を解くことの楽しさ、本格推理小説の魅力を語ったエッセイ集。

登録情報

  • 文庫: 221ページ
  • 出版社: 角川書店 (2004/10/25)
  • ISBN-10: 4043432062
  • ISBN-13: 978-4043432066
  • 発売日: 2004/10/25
  • 商品パッケージの寸法: 14.7 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 347,066位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 いざ、ミステリーの荒野へ 2004/5/1
By くま
形式:文庫
ミステリーについてのエッセイである。トリックについて、先例について、解説について、解釈について。避けて通れない話題を通りながらも、北村薫はやはり独特の道を通る。ずいぶんと遠い回り道をしながら、いいたい事は一章につきたいてい一つ。

トリックについて、作家はいつも手品の種明かしを見た子どものように「なあんだ。馬鹿みたい。」といわれる危険を携えている。「しかし、友よ。それは犯す値打ちのある冒険なのだ。」と自らの覚悟を語る。いや、それは作家の「愉しみ」なのである。

「見巧者としての解説者」の文章を見てミステリーを読むほうがよっぽど作品世界を味わえる、場合がある事を北村薫は「解説」してみせる。なるほど「ニコラスクインの静かな世界」を読んでみたい気になった。

ミステリーについて、本格推理について、氏のまがう事無き「愛情溢れた文章」を浴びて、まずはまたミステリーの荒野に赴かん。

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5つ星のうち 3.0 謎解きの醍醐味 2006/8/25
形式:文庫
殺人事件や誘拐だけがミステリではなく、日常の中にあふれる謎にミステリの原点があることをエッセイを通して語る著書。

ただ、エッセイより作品のほうが数段楽しいのは事実。
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5つ星のうち 3.0 謎はどこから生まれるのか 2005/7/2
By 志村真幸 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
1996年に中央公論社から出た単行本の、角川文庫への採録。
 「謎とはどういうものであるのか」を豊富な実例を挙げつつ論じた著書。実に様々な角度から謎が取り上げられている。意外性とは何か、トリックを物語に溶け込ませる方法、先行トリックとの差をどのようにつけるか、などなど。
 ミステリだけではなく、手品の本だとか、落語、新聞記事まで例にされている点が面白かった。本格ミステリとかトリックとかは、一見、我々の生活とはまったく異なった世界原理を持っているように見える。しかし、謎は日常生活のそこかしこに潜んでいるのである。問題は、我々が物事をどのように観察するかということになる。あるいは観察方法、提示の仕方が謎を生むのだと言ってもいい。
 謎の原理を提示してくれた本書は、ミステリ読みに必読の一冊だろう。また、北村薫の小説世界を理解する上でも欠かせない本であると思う。
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