以前に読んだ類似の本はひたすら、新種の生き物や絶滅した生き物だろうと記述したがっていましたが、この本は「こんな動物と間違えた可能性がある」と、よく知られている生き物の写真を沢山載せているところが、誠実で科学的で好感が持てました。
それでいて、謎の動物が大好きなんだなあという感じが文章から溢れていて、同好の士を見つけた気分です。
確か、猫の本を書いていたので猫の専門家ではないかと思うのですが、大山猫の頭蓋骨を手に入れたときの喜びようは、本当に未知の動物が好きでたまらないんだなあと思いました。
未確認生物全般を網羅していて、それに生物の専門家としての見解も載っていて、未知の動物が好きな人には必読です。
特に謎の人類の項が充実していて、なぜアメリカ大陸の謎の人類だけが生物学的に問題なのかという説明もわかりやすく(簡単に言うと、巨大な絶滅人類が上陸していないはずだから)、謎の人類が好きな人にはさらにおすすめです。
写真やイラストも多く、視覚的にもわかりやすいです。