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謎のギャラリー
 
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謎のギャラリー [単行本]

北村 薫
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

この題材でこの結末…。想像を超えた面白さは何物にも代えられない。極上のアンソロジー編纂を目指し、作品の妙味をたずね歩く知的冒険が、今ここから始まる。古今東西の「知」と「謎」と「感動」を求めて。北村薫の名著名作探訪。

内容(「MARC」データベースより)

この題材でこの結末…。想像を超えた面白さは何物にも代えられない。極上のアンソロジー編纂を目指し、作品の妙味をたずね歩く知的冒険が、今ここから始まる。

登録情報

  • 単行本: 232ページ
  • 出版社: マガジンハウス (1998/07)
  • ISBN-10: 4838710194
  • ISBN-13: 978-4838710195
  • 発売日: 1998/07
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By hi-man
形式:文庫
 北村薫は「ミステリ原理主義者」と呼ばれる。膨大な読書量と切れ味鋭い頭脳で、凡百の駄作を切って捨て、美しい謎と仕掛けを讃えてやまない。落語で言えば、うるさがたのご隠居さんてェところだ。
 そのご隠居さん……いや、ここはもうすこしハイカラに、高等遊民の旦那とでも言っておこうか? とにかく無類の物知りで話上手のオジサンが、短編ミステリの驚異と至福とを語り尽くしたのが、本作。
 元本は傑作短編のアンソロジー。それを文庫化するにあたって、前口上として雑誌に連載したコラムを、この一冊にまとめた。オジサンと美人(?)編集者の軽快なかけあい漫才で書かれており、さくさく読めるが、中身はとてつもなく高級。元手と時間とプライドがかかった仕事だ。読書家の優れたガイドブック!!として、何度も参照することになるだろう。
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By 志村真幸 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 1998年にマガジンハウスから出た『謎のギャラリー』の文庫化。

 北村薫が、これまで読んできた小説から、心に残る傑作を紹介した本。北村氏が編集をつとめたアンソロジー『謎のギャラリー』シリーズの導入部として書かれたもの。ストックトンの「女か虎か」に始まり、高木彬光の「家探し」まで、たくさんの短篇が取り上げられている。

 それにしても、紹介の仕方が上手い。「こんな奇妙な題材を使って、こんなに思いがけない結末が待っているのですよ」、巧みに語りかけてくる。すぐにでも、その作品を捜し出して読みたくなる。肝心なところはきちんと隠しておいたままにしてくれるから、興を殺がれることもない。

 しかし、実際に一篇ずつ探すとなると、これは大変だ。紹介されている作品のうち、『謎のギャラリー』シリーズに収録されているのは、ごく一部でしかないのだ。それ以外は自力で見つけ出すしかない。いまでは手に入らないものも多い。金もかかる。そういう意味では、とても残酷な本であった。

 もう少し年を取って暇が出来たら、じっくりと探し始めてみようと思う。
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