本書は、東洋学の泰斗として知られた著者が、『論語』を自らの生活に活かし、心を高める糧とする方途をわかりやすく説いた講話録。活学としての『論語』の読み方を絶妙なたとえ話とともに詳説した「論語読みの論語知らず」、人間の進歩向上の原理を説き明かす「中庸章句」、『論語』の多彩な群像に人の世の機微を見る「論語の人間像」、日本人に根ざした儒教的伝統を簡明に解説した「日本と儒教」の4篇を収録した。
社会状況がめまぐるしく変転し、多くの人々が人生や仕事に迷いを抱える現代日本。時を越えて読み継がれた味わい深い言葉に触れながら、生き方の知恵を学べる本。文庫オリジナル。
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73 人中、71人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
論語が分かる本,
By カスタマー
レビュー対象商品: 論語に学ぶ (PHP文庫) (文庫)
いきなり論語を原書で読むととっつきにくいが、言葉の一語一語の意味、その深みを理解することが出来るので非常に為になる。論語と言う本がどんなに素晴らしく、現代にもどれだけ通用するのかという点、こういう本を読まないと分からないだろう。論語の解説書というよりは論語を利用した人間学の講義の書なので、隅々まで読み込みたいという人にはチョット違うかなと思う。でも得るものが多いことは保証します!
47 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
論語読みの論語知らず,
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レビュー対象商品: 論語に学ぶ (PHP文庫) (文庫)
ご高説名高い安岡正篤先生が”論語”を丁寧に解説してくれる本書一読どころか何度も読み、熟読することで先生の思想の一片でも感じ入ることができたらと思わせられる内容である 学而第一の一「学びて之を時習する、亦説ばしからずや」 前半部分を「学んで、時々復習すること」と解するのが一般的だが、著者は一歩も二歩も進めて「学んで、時節に照らし合わせて考える」というように解している このように本書では著者独自の論語の解し方を知ることができ、真に新たな論語を考えさせられる これにより自分は知らぬ間に”論語読みの論語知らず”に陥っていたのだなと改めて自省させられた次第である 本書はその意味も込めて、論語を未だに読んだことのない人というよりは、論語を一読されたことのある多くの方たちに読まれることをお勧めしたい すべての人が論語について一段と考察を深められることは請け合いである
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
東洋思想を生活に生かす。論語の解説にもその基本姿勢があきらか。論語を、より実践的に生活に生かすように読むことができる。,
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レビュー対象商品: 論語に学ぶ (PHP文庫) (文庫)
論語をきちんと読んだことが無いのだが、何故か信頼する筆者が論語を解説している本が多く、そこに行き着く。筆者は東洋思想を、古文としてではなく、活学として人生に生かしていく考えの人。まずはその基本スタンスを尊敬しているし、信頼している。 そうでなければ、学生の時に大嫌いだった漢文など、いまさら読み返す気になどならないだろう。 そうしたスタンスの天才(だと思うのです。僕は)が解説する論語なので、非常に現実的、そしてたとえ話しなども面白い。一部、解説が行われた昭和の時代が見え隠れするが(社会主義への批判など)、それほどは気にならずに読み進められるはず。 原文(の中心的なセンテンス)と、ひらがな混じり文、そして解説というみっつが全て読めるので非常に内容がつかみやすかった。また、最後まで飽きずに読むことができた。 次こそ、原文をきちんと通読しないとな。とは言え、この本も参考書として再読すると思います。
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